実はこの原稿を書くのにG400MAXとG400のソールを同時に撮った写真があれば提供してもらえないかお願いしたのですが、ないとのことでしたので、ネットの画像をもとに解説してみたいと思います。
さてG400MAXのウリは上下左右の慣性モーメント値が9900g・cm2となり、「ゴルフ史上最もブレない」ヘッドが誕生ということですが。
Play your best.
実はこの原稿を書くのにG400MAXとG400のソールを同時に撮った写真があれば提供してもらえないかお願いしたのですが、ないとのことでしたので、ネットの画像をもとに解説してみたいと思います。
さてG400MAXのウリは上下左右の慣性モーメント値が9900g・cm2となり、「ゴルフ史上最もブレない」ヘッドが誕生ということですが。
名称は「クエンチング+ポリッシング+クエンチング」の略です。
Glide 2.0 Stealth Wedgesの説明には
「精悍なマットブラックのヘッドには、耐摩耗性に優れたQPQ仕上げを初採用。
プレー中の反射を防ぐ効果と同時に、集中力を高めます。」
QPQ仕上げって突然出てきますが、それについてあまり説明されていませんので、ここは私機械屋の登場だろうということで書きたいと思います。
しかし、その前に私なりにGlide 2.0 Stealth Wedgeの誕生の背景を考えたいと思います。
山登り?滑り台?砂丘?
Enter at your own risk.
The bunker on the 16th of the @cbgolfchallenge is no joke. pic.twitter.com/dxTEmjJzEj
— PGA TOUR (@PGATOUR) January 18, 2018
フィルだけは簡単に出しますね。
日本では男女とも賞金王を獲得したG400ドライバー・ウッドとi200ですが、おかげさまで好調なセールスをつづけています。
PINGの中ではi200の位置付けはどうなのかといいますと、高弾道ディスタンス系アイアンとの位置です。
番手は3番からPW・UWが揃っています。
CLUB | LENGTH | LOFT | LIE | OFFSET | BOUNCE |
---|---|---|---|---|---|
3-Iron | 39”inches | 19.0° | 59.0° | 0.21”inches | 5.0° |
4-Iron | 38 1/2”inches | 22.5° | 59.8° | 0.19”inches | 6.0° |
5-Iron | 38”inches | 26.0° | 60.5° | 0.17”inches | 7.0° |
6-Iron | 37 1/2”inches | 29.5° | 61.3° | 0.14”inches | 8.0° |
7-Iron | 37”inches | 33.0° | 62.0° | 0.09”inches | 9.0° |
8-Iron | 36 1/2”inches | 37.0° | 62.8° | 0.07”inches | 10.0° |
9-Iron | 36”inches | 41.0° | 63.5° | 0.05”inches | 11.5° |
PW | 35 1/2”inches | 45.0° | 64.1° | 0.03”inches | 13.0° |
UW | 35 1/2”inches | 50.0° | 64.1° | 0.02”inches | 13.0° |
一方、Glide2.0などの専用ウェッジは
CLUB | LOFT | LENGTH | OFFSET | LIE | EFFECTIVE BOUNCE |
---|---|---|---|---|---|
46/SS | 46.0° | 35 1/2”inches | 0.05”inches | 64.1° | 12.0° |
50/SS | 50.0° | 35 1/2”inches | 0.04”inches | 64.1° | 12.0° |
52/SS | 52.0° | 35 1/2”inches | 0.04”inches | 64.1° | 12.0° |
54/SS | 54.0° | 35 1/4”inches | 0.03”inches | 64.4° | 12.0° |
54/ES | 54.0° | 35 1/4”inches | 0.06”inches | 64.4° | 8.0° |
54/WS | 54.0° | 35 1/4”inches | 0.04”inches | 64.4° | 14.0° |
となっています。
アスリート志向の一般的なセッティングではPWまではセットとして統一し、ウェッジは52度、58度が定着化していますが、ウェッジシステムを3本とするよりは、i200を選択する場合は、PWの下には50度前後のクラブをセッティングし専用ウェッジにつなげることをお奨めします。
その場合、i200UWとGlide2.0_50/SSどちらを選択すればいいのか?
その答えが今月のFitting Newsに載っていましたので紹介したいと思います。
” i200 アイアンはミスヒット時の寛容性を重視した構造でショ延長フル・プローチされい方におすめ。アインはミスヒット時の寛容性を重視した構造でショ延長フル・プローチされい方におすめ。
GLIDE2.0ウェッジは主に打 球のコントロールを重視した設計となり、様々アプチ想定する場合、おすすめです。
プレイスタイルにあわせてご選択ください
スピン性能ではGlide2.0ウェッジのほうが高く、環境にとらわれずボールを止めやすい反面、フルショットでも、アイアンの感覚で距離・方向性のイメージが出しやすいかがポイントになります。”
なるべく全てのショットを同じように打ちたい人はUWを選択し、
少し打ち出し角を抑えて距離を出したい人はGlide2.0ウェッジ50/SSを選択するということですね。
でも、やっぱり52度のウェッジを使いたいという人は、20ヤードの番手差を埋めなくてはなりません。その場合はi200はフルショットアイアンですので、抑えようとしてもスピン量がすくなく距離がでてしまうことを考慮しなければなりません。
その対策としては、i200PWではなく、Glide2.0_46/SSをセッティングすることがお奨めです。Glide2.0_46/SSであればi200のPWに比べてスピン量が多く距離のコントロールが容易だからですね。
こういういろいろな組み合わせを構築できるのは1本からでもカスタムオーダーできるピンならではだからですね。
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相談・フィッティング大歓迎です。
昨年に試打した感想を書こうと思います。
ずっと前に見たことがあったんですが、簡単にヒール トウ バランスが受け入れられたわけではなかったんですね。
#TBT: The "Trainer" putter, invented by PING Founder Karsten Solheim in the 60's to demonstrate perimeter weighting. pic.twitter.com/i3mm2UuvQk
— PING GOLF (@PingTour) September 4, 2014
60年代にPING創設者のKarsten Solheimによって発明された “Trainer”パターで、周りの重み付けを実演しています。
と書いてあります。
後ろのワイヤーは想像ですが、フォローでヘッドをすぐに上げないようにガイドなんでしょうか?(想像です)
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リエゴルフのPINGな人で、度々、紹介した韓国の英雄さんいつの間にかPINGSTAFFになっていました。ビックリした~。