ブログ - PING 専門店ゴルフショップ LB

2025年4月17日

G440 IRONもコースで使ってきました。

スペックは
G440iron #5~#9,PW,UW,52,58 MODUS 115（S）
です。

使用したのは、#5,#6,#7,#8,#9,PW,UWです。

感じたことは

初速が早い
打感は悪くない
ボールが上がる
ボールがつかまる
スピン量がi230に比べて少ない

でした。

1.初速は明らかに出ているように感じます。i530ユーザーがG440に変更して若いころに出ていた飛距離が戻り、ゴルフが楽しくったと言っています。
これは、新しいフェース設計と日本のページでは打感についての言及しかありませんが、「次世代のPurFlexキャビティバッジは、感触とサウンドを向上させながら、より長い距離を伸縮させます。バッジの背面と内側にクローム仕上げが施され、高級感のある外観を演出しています。」と説明があるように新しいバッチが貢献しています。
今のところこれが成功していると思われます。もしかしたら新しいi5XXironが出るとしたら、中空ではなくなるかもしれません。

2.打感は硬い感じはしませんが、かなりのトランポリンフェースを新しいバッチで上手く処理しているなぁと感じます。

日本語ではたわみを失わずというところが、飛距離について語っていると思われますが、欧米のニュアンスとは明らかに違いますね。

3.かなり立ったロフト設計ですが、ボールはかなり上がります。

フェースを薄くできたことにより、さらなる低重心化が実現でき、ボールが上がりやすくなったと同時に、Blueprintやi230のようにフェースにボールが食いつく感じではありませんので、スピン量が少なく、その分、打出角が多くなっている印象です。

4.高MOIによってかなり寛容性が向上しています。実は真芯にあたったボールがなかったんですが、それでも、飛んでいきます。ボールがつかまります。

特に、5番、6番が飛びます。6番が使用しているi230アイアンの5番の感覚です。自分にあっているシャフトだったら、若かりし頃の飛距離以上が出るんではないか？という幻想を抱かせてくれます。5番アイアンで4番の距離をこれまでの4番アイアンで打ったことのないような高さのボールが出ることが凄いと思います。

5.スピン量はさすがに少ないです。その場で止まる感じはなく、落下角度によって止まります。つかまるアイアンなので、長い番手はランが出ることを想定してコースを責めることが必要です。

最後に、とにかくやさしく打ちたい人にはお勧めです。文中で書いたように飛距離を取り戻したいという方は、Speeder NX Grey 、AWＴ 3.0 LITE、MODUS120 オプションシャフトならばMODUS 130、TRAVILなどの高弾道のシャフトが合うような気がします。

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BluePrintT、BluePrintS、、i230、i530、G430、G730、Gle3 、S159 すべてのクラブがカスタムオーダーできます。フィッティング・お問い合わせはここ、お気軽にどうぞ。 PING製品の納期はこちらを↓を参考にしてください。

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2025年4月16日

BunkRをコースで使ってきました。

コースでの確認点は

バンカーがどうなるのか？
アプローチで使えるのか？
フルショットはできるのか？
どの様なライからもOKか？
ライ角をどのように選択すればいいのか？

の5点です。

1.未明まで前日からの雨が残り、コースは多くの雨水を抱えた状態で、フェアウェイもカジュアルウォータがあるくらいのコンデション。当然、バンカーも水を多く含みしまった状態。最初のバンカーはバンスが跳ね、7ヤードくらいオーバーでした。それ以降はグリッププレッシャーを強くして、過度に跳ねないようにしました。それ以降は全くノーミスでした。

は本当です。

2.14.5度のハイバンンスでアプローチできるかが心配でしたが、ボールポジションを1個分、右においてアプローチすれば問題ありませんでした。幅のあるソールがショットをカバーしてくれます。

このように入バンスですが、

このように少しハンドファーストに構えることによって、バンス角も変わりますし、ラウンド形状のソールが実質的にソール幅を少なくし、緩やかなトレーディングエッジが、ソールを滑らせてくれます。

3.フルショット64度というロフトですが、意外と飛んでくれます。形状がEYE2の流れを汲みますので、EYE2同様に飛びます。バンスが働いてボールを押してくれるという感じ（緑線のイメージ）とS159WEDGEに比べて低重心なのでスピン量が少ないためだと思います。
64度のロフトでも、スリークオータで60Y、フルショットで65～70Yという感じでした。距離のコントロールもやりやすいという印象です。

4.いやだなぁと思う芝の薄いライや逆目でもソールが滑ってくれてOKです。大きくは開けませんが、フェースを少し開いてフェースのボールをのせることも問題ありませんでした。芝生がクッションの役目をして強いバンス効果が和らげてくれますが、

バンカーショットの場合は、開くとクラブヘッドが砂の中に入って行ってくれないので、ホームランが多発します。

5.　バンカーでもグリーン周りのアプローチでも、ボールは目標の左に飛ぶことが多く、自分用のBunkRを、アイアンセット比べて、１～２度フラットのレッドか、オレンジにするつもりです。

ライ角の調整範囲は±2度

ChipRは、通常のアプローチが苦手ならば、是非お使いくださいというイメージですが、BunkRは、バンカーは出ますよという人も、使うとグリーン周りが楽になる1本でした。

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今シーズンは56度と60度のウェッジを抜いてBunkRとChipRを入れたセッティングで行こうと思います。強烈な左下がりのライからのアプローチは不安ですが何とかなるような気がしています。悩んでいるのが、ライ角です。フラットにするとバンカーショット時にヘッドが砂の中に入って行きにくくなるのではないかという事、ベイウエストさんにいって試してこないといけませんね。

2025年4月14日

ローリー・マキロイグランドスラム達成、おめでとう！

とうとうと言いますが、ついにと言いますか、マキロイがマスターズで優勝しました。よかったと思います。

みなさんは、ご存じたと思いますが、マスターズは

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この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。

の巻頭で紹介されている連続写真の

ボビー・ジョーンズの大会です。スインガーのお手本とされている選手ですね。多くの人が、マキロイのスイングが変わったことにお気づきになったと思います。スイングの工学的アナリストの店長としては、この辺りをちゃんと押さえておかなければということで急いで動画を作成しました。

大きくスイングが変わったことがわかると思います。2024までは左肩が目標方向に動きます。2025年はいったん下方向に動いたあと横に動きます。

ヒッターはてレバー（梃子の原理）を使って打ちますが、スインガーは基本的に重心の移動です。その結果、起こるのが振り子です。（今年は手元を下に落とそうという動画がはやると思いますが、決して落とすのではなく、落ちるのです。安易に落とさないでください。おかしくなりますから）

まだ完全にスイングをものにしていないマキロですが、勝ってしまうのはマキロイの能力の高さを証明しています。72ホール目のマキロイのセカンドショット試ちょっと右に出て、飛びすぎてしまいました。フェアウェイのいいところまでティショットを飛ばし、少し油断したのか、以前の癖が出てしまいました。

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2025年4月13日

マキロイが変わりました。

マスターズ中継を見ていて、おやっと思ったことがあります。

それはマキロイのスイングが変わったことです。

昨年と随分変わったんですが、お分かりですか？

昨年まではヒッターでしたが、今年はスインガーになっています。

PINGのジェーソンが、

「ちょっと待てよ、彼はスピードを追い求めることを止めたと言っていたよ。」

と言っていますが、確かに止めたんです。止めたから飛んでいるんですね。多分、分かっていてジェーソンは発言しています。

そのせいか、デシャンボーが焦ってスイングしていました。早く動かそうとすると上手くスイングできません。しかし、最後は上手く粘りました。

最終日、デシャンボーがスイングを取り戻し、最高の勝負が見たいですね。

2025年4月13日編集

BUNKRって不思議。

やっと、時間がとれましたので、BUNKRをアンカーで打ってきました。

こんなに高く、そして軽く、上手く打ったという感覚もないのに、高さのあるバンカーショットが打てるんだという感覚。難しいことは一切していません。

現場で打っている時には、分からなかったんですが、バンといういい音がしています。

とにかくトップはダメですので、通常のショットよりボールを少し左サイドにおいて、通常の位置にボールがあるイメージで打ち込んでいく、ただそれだけです。

ついでにBANKRを使って、アプローチしてきました。マットの上からですが、問題なくできそうです。具悪に超WS（ワイドソール）なのでフリップをしなければ問題ありませんし。苦手な50ヤード60ヤードはスリークォーターとフルショットで対応できます。

写真のように、DR,３W、７W、９W　＃５～＃９、PW、UW、CHIPR、BUNKRの組み合わせで行けそうです。70ヤード以上はUWのコントロールで対応です。

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2025年4月13日

BUNKRって不思議。

やっと、時間がとれましたので、BUNKRをアンカーで打ってきました。

現場で打っている時には、分からなかったんですが、バンといういい音がしています。

写真のように、DR,３W、７W、９W　＃５～＃９、PW、UW、CHIPR、BUNKRの組み合わせで行けそうです。70ヤード以上はUWのコントロールで対応です。

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2025年4月12日

ちょっとした事件ですよ！ビクターがドライバーをチェンジしました。

マスターズ前に飛び込んできたニュースがビクターがドライバーをチェンジしたニュースです。

やっぱり、２０２３年シーズンのチャンピオンが新しいドライバーを使っていないということは、相当にPINGの首脳陣には気になっていたようです。

PING TOUR ツアー担当のケントン・オーツに感謝を述べています。

PGAのサイトでも
Viktor Hovland explains why he’s switching drivers at Masters
記事があります。

使用シャフトはフジクラVentus Black VoleCore+ 6TXシャフトです。

VoleCore＋は24VENTUSシリーズで使われている技術で

複数の高弾性素材をバイアス層に積層することで、オフセンター時のヘッドの捩れを抑制し、優れたボールコントロール性能を実現したVeloCoreテクノロジー。
その高弾性素材を更にアップグレードした、”VeloCore Plus テクノロジー”による、更なる安定性とボールスピードの向上を実現しました。

と説明されています。２４VENTUSはかなりしっかりした感覚は高弾性素材を使っているからですね。

それと、G440LST の寛容性の高さが変更の理由でしょう。

マスターズは初日１アンダーとまずまずのスタートをしています。

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2025年4月11日2025年4月11日

BUNKRが発売されました。

昨日、BUNKRが発売されました。

ロフト：６４度

バンス：14.5度

という、通常のウェッジでは考えられない仕様です。

使い方は、スクエアに構えると書いてありますが、実際に使用してみると少しクローズ気味に構えたほうがいい感じです。言い換えると、ちょっとでもフェースが開いたときは使いづらいというのが店長の感想です。

CHIPR

に比べると、盛り上がり感はありませんが、徐々に盛り上がってくるのではないかと思っております。

バンカー専用の触れ込みですが、ゴルファーボイスにもあるように、アプローチでも全然使えます。

店長の一番の売りは、CHIPRでもそうだったんですが、

バンカー専用ウェッジに全く見えないということ、EYE2ウェッジをバックにいれているんだな～というように思えるところ、誰もが自分の弱みを人に知られたくありませんからね。

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2025年4月9日2025年4月9日

Ｇ４４０ハイブリッドの進化。ふす

上の画像は、インスタに投稿されたピンの試打会でのデータです。

G440HBではロフトの見直しが施され、

3HBは19度から20度

4HBは22度から23度

となりました。

ロフトが増えても、初速の落ち込みを抑えて、前作と同様のキャリーを確保しています。

最高到達点が6ヤード以上高くなり、止まるハイブリッドが実現しています。

ハイブリッドを持つ時は、花道からを意識してせめていましたが、大きめの番手で、グリーンを攻めるようにしない行けないかもしれないですね。

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2025年4月6日

「Take　Back」がスイングではないとしたら何なのか？

前回、「Take back」が「SWING」を取り戻す動作であることを書きましたが、それでは、具体的に「Take back」の動作はどうすればいいんでしょうか？

その前に、何故、こんなにスイングの事を追及しているかというと、教えているという事ももあ値論あるんですが、スイングのタイプによって要求されるクラブの要件がかなり違うからなんです。もちろんお客様の要望をお聞きし、フィッティングをするんですが、いろいろヘッドを試し選択し、シャフトをいろいろ試し選択するうちに、疲れが出て、パフォーマンスが落ちてしまわないように、また、導き出した結果が納得できるものであるかを説明するためなんです。

戻りますね。

「SWING」につなげるための動きですので、「Take back」から「Backswing」に切り替わった後は「SWING」でなければなりませんので、「Take back」はスイングのような動きだけど、力の源泉は振り子ではなく、ゴルファー自身が力を与えている動きと考えるのが自然です。

よく、「Take back」は30cmもしくは右足を過ぎるまでは、真っ直ぐに後ろに引け言われますが、まさに「Take back」をやり方を言っているんですが、これもまた少し誤解を生む表現です。

「Take back」を開始しているときは確かに、まっすぐ工法ですが、スイングは円軌道ですので、その後の方向はやや上、やや内側となります。

しかし、飛球線に平行に移動するのではなく、やや内側・やや上に動かそうとするとそれも間違っている可能性が高いです。頭の位置をそのままで、肩から先のスイングパーツの形状を変えずに、骨盤だけを動かすようにするのが正しいのです。ただこれも、長くこれをやってしまうと、スイングの中心が変わる可能性があるのでお勧めできません。

なるべく短い距離でこれをやります。一気に速度０からMAXにする要領が正しいといえます。少なくともクラブヘッドが右脚を過ぎるあたりでは、この動作は完了し、後はスイングに移行したいです。

速度がMAXと言っても、相当早いスピードで上げないといけないのかというとそうではありません。クラブヘッドが頭の高さくらいに上がるスピードを持てばいいだけです。よくツアープロがショートパットを外してパターを頭の上にひょいと投げますが、それくらいのスピードがあれば、十分にクラブはトップの位置まで上がります。

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JLPGAのおおくのPINGPROがSCOTTSDALEにチェンジしたことを受けて、LPGAを調べてみました。

LPGAでは、日本でもお馴染みIn Gee ChunとPaula Retoの二人だけでした。

2025年4月5日2025年4月5日

テイクバック

英語が大嫌いでした。もちろん、理系分野が極端に好きという事もあって、工学分野を志したんですが、その分野に進んだら、結局、英語が分からなければだめじゃんという事になり、喋りたいわけではないので（本当は喋れた方がいいと思っている）英語の文章の構造と単語を理解しようとしてしています。一向に習得できません。以前に英語は日本語より明確に物事を指しているということを気をつけています。なるべく、ちゃんとわかろうとしています。なので、何となくではなく、次の事も気になったんですよ。

さて、ゴルフスイングの最初の動作である「Take Back」を、皆さん、どのように考えますが？またどのように訳しますかというのが、今日の主題です。

日本語で「テイクバック」と検索すると

テイクバックとは、ゴルフクラブをトップに持ち上げる際の「初期動作」のことです。
具体的には、クラブのシャフトが地面と平行になるまでのポジションを指します。

なんて書いてあるのがほとんどで、ほとんど、ほぼ100％の人がそう思っているのではないでしょうか？本当そうでしょうか？

一応英語なのでしっかり意味を調べたいと思います。当然、そんな事すらすら頭の中に出てくるわけではなく、英語に自信がありませんので、「Take Back」をGoogle翻訳します。

え～～～～っ！後ろに引くとか。持ち上げるとか書いてないじゃん。

そうなんです、後ろに引くとか持ち上げるという事ではなかったんです。

なんと取り戻すなんですよ！

では、何を取り戻すんですか？

テイクバックの後は、取り戻しているんですから、テイクバックノ後はバックスイングになっているんですから、取り戻したものはスイング状態です。

「Take back pendulum motion」や「Take back the SWING」と書いてあればみんな分かりやすかったではないでしょうか？

ゴルフスインは振り子で構成されていると考えられており、バックスイングの後はダウンスイング。ダウンスイングの結果クラブはビジネスゾーンに降りてきて、スイング軌道上にボールがあるので、クラブヘッドとの衝突がおこり、ボールは圧縮され、たわんだフェースや、つぶれたボールの復元によって、ボールが飛び出します。しかしアドレスの上体は静止しており、その状態は明らかにスイングではないのです。

素振りで、一旦、前にスイングしてから、スイングを始めると、スムーズにスイングできると思いますが、何故スムースにスイングできるかというと、前にから、クラブヘッドが、いわゆるテイクバックの位置を通るときには、すでにスイングを行っており、「Take Back」を省略できるからなんですよ。

ここまでをまとめると、「Take Back」はバックスイングでクラブがトップの位置まで上がるための、スピード・エネルギーを与える動作ということがわかります。

という事は、持ち上げる後ろに引くからという動作の後、スイングしていると考えてもいいのか？

それはそうではないでしょう。そもそもテイクバックに続いてスイング（振り子の動き）につながっていれば、ブランコを漕ぐようにその後ダウンスイングに移行できますが。

多くの場合は、ボールをヒットしているという事になると思います。

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