i210 vs i500 (店長編)、i210が大健闘!
KBS TOUR90 Sシャフトがどうも合いそうなことがわかったので、どうせなら打ち比べてみようということで、i500のヘッドに装着打ってみました。
KBS TOUR 90 Sの心地良いしなりを感じて、1球目からナイスショット!
キャリー151ヤード、トータル155ヤードと十分すぎる結果です。
ん!?
あれっ、i210 に装着したと同じくらいじゃないの?
ということでまた打ってみました。何球か打って平均はi500とほぼ同じです。しかも、弾道は高い。
i500と同じだけ飛んでいる~。どうして?若いときの飛距離を取り戻すi500と同じくらい飛んでいます。実は若返ったか身体が~
しかも、i500のヘッドのロフトはパワースペックロフト。それに対してi210 のロフトはスタンダード。29度にたいして、33度。(どうしてだ~)
よく数字をみると、ボールの初速がi210 の方が出ています。
という事はあの現象。i500ヘッドとKBS TOUR 90 Sの組み合わせではボールの衝撃をシャフトが吸収して、インパクト時にフェース面のたわみに使用するエネルギー吸収している可能性がありそうです。
参考1:ヘッドが先か?シャフトが先か?ヘッドのたわみから考える。
参考2:G700に見るメタルウッド的構造(番外編)
逆にi210では、シャフトが上手く仕事をしているようです。
当たり負けしないシャフトが見つかればこの数字は変わる可能性があり、あくまでも店長ではこういう結果が出たということなので、万人に通用することでは有りません。
ただ、日曜日のフィッティングにおいて、他のヘッドの結果が余りに出なかったのでG700+KBS TOUR90Sで進んでいたフィッティングだったんですが、シャフト選定まで終了して、結果がいいのであれば、グースの少ないアイアンということだったので、i210にKBS TOUR90Sを装着して打っていただくと全てが覆ってしまったんです。
そうなんです。実はこの日、店長だけではなかったんです。
話は私に戻りますが、i210 の方が打ち出し角が高くスピン量が多いので、ロフトを立てても大丈夫なようですのでPowerSpecを選択すると、i210に軍配が上がりそうですね。
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試打シャフト
NS950GH(S)とNS.PRO.MODUS105(S)の重量・フレックスの間
意外と手薄なんです。そこで、少し厚みが出るように試打シャフトを導入しました。
試しに打ってみると
上から、KBS tour90S、MODUS3 105R、KBS TOUR Rです。
因みにKBS tour90Sは102グラム、MODUS3 105Rは103グラム、KBS TOUR Rは110グラムです。
店長はとうとう使用シャフト100グラム台になりそうです。
最初に書きましたが、105Sは手強いが、950Sでは物足りないゴルファー是非お試しを。
SIGMA2 MODEL COMPARISON
PING ヨーロッパのツイートから、拾って来ましたこの画像。
横軸はブレード、ミッドマレット、マレット縦軸はスイングテンポでヘッド重量で配置されています。ブレードは350g、ミッドマレットは360g、マレットは365g以上です。
分かりやすく分類しています。
ところで、マレットはどういう意味って調べたら、「木槌」でした。
i500&G700はCTPを捨てて、慣性モーメントを手に入れた。
で、タングステンウェイトをネックとトウに配置することによって慣性モーメントを手に入れたと書きましたが、元々PINGというクラブメーカーのモットーと言います言いますか、信念と言いますか、まぁ、慣性モーメントなのであります。
試打会でお邪魔した時に、ベイウエストさんに陳列されていたパターのグリップエンドをもって左右に振らすと、同じ形状のいろいろなメーカーのパターとくべても、フェースターンが抑えられている傾向が強かったです。慣性モーメント愛を感じることが出来ました。
ということであれば、重量物を真ん中に置く(CTP)よりは左右上下に配置するという方向にすすむみたいはずです。
どのような方向に開発が進んでいるんでしょうね?
試合結果をまとめました。
タイガー VS フィル
17番のチップインでタイガーが追いつきましたが、ミケルソンが22ホール目で勝利しました。ミケルソンは10億円を手にしました。
それにしてもタイガーの17番のチップイン見事な惚れ惚れするチップインでした
得意の9番でのチップでしょうか?
ワールドカップはベルギーチームが初優勝でした。
国内男子はチェ・ホソン選手が優勝しそのスイングをめぐって話題を振りまいています。
国内女子最終戦は申ジエ選手がプレイオフを制し、国内公式戦3勝です。
3位にはPINGプロの鈴木愛選手、比嘉真美子選手の二人が入りました。
愛プロは今シーズンは怪我により一時戦線離脱しましたが、ようやく試合勘が復活した感じです。

年間平均ストロークの記録更新がかかっており、最終ホールこのパットを入れればというところまできていたんですが、外してしまいました。1年間ずっと積み上げてきたものがあと一歩でと獲れなかった無念さは計り知れません。
まだこのシーンを見ていないのですが、この写真を見ると、しっかりとしたタッチで入れにいったようですねこのあたりが愛プロの強さの秘密でしょう。
完全にパットは入るものとして打っています。
アイアンシャフト考4
ライフル、プロジェクトXなどステップレスシャフトを手掛けた人物は
シャフトデザイナーのKim Braly(キム・ブレイリー)
彼が現在手掛けているシャフトはKBS。
均一にシャフトをしならせるというテーマをシャフトの肉厚を変化させて実現したのがライフル、プロジェクトXだとすると、「KBS」シャフトの大きな特徴はシャフトのステップの長さが、手元からチップにかけ一定の割合で狭くなる独自の設計を採用したことで実現させている。
ゴルフの物理においてバイブルとも言える「The physics of golf」ではエネルギーの伝達を鞭に捉えて説明していますが、一定の割合で狭くなるステップは先端に向かって徐々に可動部分の重量が少なくなる鞭と似ています。つまり、スイングのエネルギーが手元から順に先端へとシャフトのエネルギー伝動効率を高める設計になっているのです。
アイアンのシャフトといえば、トゥール・テンパーのダイナミックゴールド、日本シャフトの950GH、MODUSなのでなかなか打つ機会がないシャフトですが、当店では試打用のシャフトとして
- KBS TOUR S
- KBS TOUR R
- KBS TOUR 90 S
をご用意しています。是非体感してください。
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タイガー VS フィル
アメリカのゴルフファンはワールドカップよりも注目しているのは?
こっちでしょうね。全世界がそうかもしれません。
ゴルフ史上最大!スーパースター同士が約10億円をかけ世紀の対決「THE MATCH~タイガー・ウッズvsフィル・ミケルソン~
放映は」11/25(日)夜7時よりゴルフネットワークで一夜限りの国内独占放送です。
力と力、技と技、戦略と戦略、意外性と意外性。たまりませんね。
ISPS ハンダ メルボルン ゴルフ ワールド カップ
今週は通常のトーナメントがなく、国別でチームで戦う国別対抗戦ワールドカップです。
店長の世代の方には、2002年の伊澤利光選手と丸山茂樹選手のコンビの優勝と2001年の御殿場でのタイガーのチップインの印象が強いのではと思います。
前年の2000年のワールドカップで優勝しているタイガーとデュバルでしたので、日本で行われたこの大会でも優勝の期待がかかり盛り上がりました。これを入れないとプレーオフに残れないアメリカチーム。タイガーの18番グリーン奥からのチップインは強い印象を残しました。試合は、結局南アフリカのエルスとグーセンが勝ちましたが。えっ、優勝はどこ?と思うということはそうなんでしょう。
世の翌年の伊澤利光選手と丸山茂樹選手の優勝でしたので、これも盛り上がりました。
リーダーボードをチェックしていますが、目まぐるしく順位が変わっています。
本日のゲーム形式は4サムですので、トラブルをしてしまうと一気に順位を落としてしまいますので、目が離せません。
日本の小平選手と谷原選手はスコアを崩してしまいましたが、これからに期待です。
中空アイアン
現在のPINGのアイアンのモデル数は
- G400
- G700
- i210
- i500
- iBlade
- Gle
の6モデル。その内2モデルが中空となっています。中空といえば、2010、2012年のANSERは中空モデルでした。
当時の中空は
こんな感じ中空になっている部分が
i500
や
G700
に比べると面積が少ないことがわかります。また、フェースの厚さも随分違うことがわかります。
当時ANSERアイアンは弾きがいいように感じましたが、今のi500やG700を打ってみるとその感触は比べようがないほどで、あたかもフェウェイウッドを打っているように感じます。
シニア層のアイアンといえば、キャビティが主流になっていますが、そのユーザーはマッスルバックでブイブイ言わせて人たちが多く、やはりコンベンショナルでバックフェースに凹凸のない
こういう形状には、無意識に惹かれます。店長もYAMAHA SX-25、DUNLOP DP-201、MIZUNO TP-11、MIZUNO MP33などを使ったことがありますので、惹かれます。
店長の知り合いには70歳を越えてもなお、こういうクラブを使っている人がいますが、いやいや、厳しいと思います。
i500のヒットは、できることならば、フラットバックのアイアンを使いたい人が沢山いらしゃるということがわかった格好になっています。
i500は完全にこの層にマッチしました。
もう少し若い層のゴルファーはi500の位置づけを単純に高い弾道の飛距離の出るクラブとして位置づけし、ロングアイアンとしてセットしています。
キャメロン・チャンプなどですね。
非常に興味があるセッティングは

Corey Conners
i500とi200の#4を組み合わせています。UST VTS RedとProject X 6.0はかなり重量差がありますが、ヘッドとシャフトの違いを利用して距離の差をつくっています。
こんなにプロもアマも人気なi500ですが、現在の納期の目安は1月中下旬となっています。受注順に順次処理されますので早めにご発注のほどお願いいたします。
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