この記事は2017年7月15日の慣性モーメントの続きの記事です。
鍛造アイアンのバックフェースを工作機械で切削して製作されたこれまでのシリーズですが、現在のアイアンから考えるとほんの僅かなキャビティですが、当時のアイアンと比べると効果は大きかったんだと思われます。
完売だったんですね。
ここからが、カーステンの凄いところです。普通であれば、評判が良かったので、同じように製造して更に改良しようとおもいますがこの時、カーステンはそうは思わなかったんですね,きっと。
既に、1-Aでは、ブロンズ(銅合金)ですが、鋳造によりヘッドを製造していますので、設計の自由度を考えれば当然鋳造を選択すると言うことになったんです。
そして登場したのが、Karsten Iでした。
ピンが初めて出したステンレス素材のモデルです。
10年以上マイナーチェンジしながら販売されてのはキャビティの効果が絶大だったからにほかなりません。今のアイアンのほとんどがキャビティということを考えると、まだ、キャビティが普及していない時代は当然ですね。
恐るべし、カーステン・ソルハイム!
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