460ccの『G400MAX』は、ソール後方に配されたタングステンウエイトをG400の7gから15gに増量しています。それに伴い、ヘッドの総重量も『G400』より重く203gになりました。その結果、上下左右の慣性モーメント値も9900g・cm2となり、「ゴルフ史上最もブレない」ヘッドが誕生しました。
上の図を見てもわかるようにタングステンウェイトをヘッドの後方ギリギリの最も最後部で深低部配置し、深低重心を実現しました。よって、ロフト角9度でもボールが高く上がるドライバーに仕上がっています。
低スピンで飛ばすG400 STD・LSTEC・SFTECでゴルファーの7割をカバーし、残りの3割のゴルファーに対してG400MAXでアプローチする戦略です。
実は、なるべく少ないロフトでボールにコンタクトすることは力学的に考えて初速を上げる可能性が考えられます。打ち出し方向に対して90度でボールにコンタクトするのが一番効率が高いのは明白です。ですがボールを上げるためにロフトが必要となり、ボールとクラブの衝突力の分散されるんですね。
なるべく、直角にボールにコンタクトし、低重心によりボールを上げる理にかなっているんですね。
試打解禁は2月8日から、北陸で一番速い試打となります。オックス高岡で行います。