名称は「クエンチング+ポリッシング+クエンチング」の略です。
クエンチングとは焼入れのことで、軟鉄はそのままだと柔らかいので、硬度を上げるために焼入れを行います。日本刀をなども、そのままだと表面が柔らかいので、焼入れを行い。表面層の硬度を高めます。そうすることで表面だけが硬くなり、中は柔らかく折れにくい刀ができるのです。
詳しくは、QPQ処理とは580℃の塩浴に一定時間浸漬させ窒化層を生成させて後、亜硝酸塩の塩浴で冷却、更に研磨の後、改めて亜硝酸塩の塩浴に入れる塩浴軟窒化法の一種です。
強度はクロームメッキに劣らないようですよ。
今は、ありませんがフォーティーンさんのウェッジにQPQ処理をしたものがあったように記憶しています。
おそらく、ツアーからの要請があったものと思いますが、PINGはプロスタッフもわれわれも同じヘッドを使うので、世界に製品を供給することを工業的に解決しなければならないという高いハードルを越えての製品化といえるのではないかと思います。
想像するになかなか大変なことだったんではなかったかと思います。
日本では数量限定で発売モデルも限られますが、この機会に是非手に入れておいてください。
試打解禁は2月8日から、北陸で一番速い試打となります。オックス高岡で行います。