スピン量が多いとお悩みの方は、何故、スピン量が多いのかを把握している必要があるでしょう。確かにスピン量が多いと飛距離はでません。
そのスピン量が何故増えているのかを追求することが必要です。フィッティングの現場では、スピン量が多いと悩んんでいる方の半分以上はヘッドがターンしきらない、もしくは左が怖いので開いてヘッドを入れれているパターンが多いと感じています。
G400MAXをMAX飛ばすためには、その1
の続きです
G30シリーズから同じシリーズでタイプの違うヘッドが登場しフィッティングを行うようななりました。いやおうなしにゴルファーそれぞれに会うヘッドのタイプはどれか、それは何故そうなるかを考えなければならなくなっています。
上の図はG400シリーズの慣性モーメントがのっています。意外なのがLSTECよりもSFTECの方が慣性モーメントが大きいという事。そうぞうですが、スピン量を減らすために重心位置をフェース面に近づけたため、LSTECの方が慣性モーメントが小さくなっているんだろうと思います。
慣性モーメントのみを見るとヘッドのターンをしやすいのはLSTECだけどそうだからといってLSTECをターンさせやすいヘッドとしていません。
SFTECは、慣性モーメント以外の要素であるヘッド重量、重心角を組み合わせて、LSTECより捕まるドライバーに仕上げています。つまり、SFTECはヘッドをしっかりターンさせ、最適なスピン量にするためのヘッドと考えるとわかりやすいと思います。
スピン量が減ると、一般的には飛距離が出ると言われますので、イメージ的にロースピンテクノロジーとLSTECは銘打っていますので、飛ぶと思われがちです。
実際のところ、8.5度のヘッドでスピン量が最適になるヘッドスピードをもつゴルファーはあまりというかほとんどいません。通常のヘッドスピードでは10.5度のヘッドのほうが最適なスピン量を得られる可能性が多いと思います。
以外に多いのが、左にボールにとばなくなるので、STDでしっかりヘッドをターンさせることによって結果的にスピン量が減ったという人が多いんですね。
このことを考えると、G400MAXはSTD以上に真っ直ぐ飛ぶのですから、G400MAXのヘッドをしっかりターンさえることができればヘッドのたわみの恩恵を受けることができるので可能性が広がることがわかります。