この記事は、RIEGOLFで2013年4月01日(月曜)21:41に公開したものの焼き直しです。
一般にアイアンのシャフト選択において、ヘッドスピードの速い人または力のある人はスチールシャフト、ヘッドスピードが遅い方または非力な方はカーボングラファイトのシャフト中心を選択する事が多くなります。
特にヘッドスピードが早い人は、ジャストミートした時のフィーリングの良さもあいまって、スチールシャフトをの選択することが多くなります。また、カーボングラファイトのシャフトの価格はスチールシャフトに比べて高価なため、ハードヒッター用の市販のアイアンではカーボングラファイトのシャフトを装着してあるものは、あまり見かけません。
しかし、速いヘッドスピードを持ち、スチールシャフトを選択する事が適当であるハードヒッターの方でも、あえて、カーボングラファイトのシャフトを選択する方がいます。その理由の一つにはミスヒットした時のシャフトを伝わってくる振動を軽減するためにカーボングラファイトのシャフトを選択することがあります。
特にインパクトの衝撃が肘に響く、いわゆるゴルフエルボーの方はこういう選択をします。しかし、前に述べたように、ハードヒッター向けのカーボングラファイトを装着したアイアンはほぼなく、カーボンシャフトを装着することは特注になるかリシャフトすることになります。
実は、ミスヒットした時の不快な振動は、次のショットに影響を及ぼすそうなんです。そういう理由があるのであれば、出来ることであれば、ミスヒットしたときは次のショットにつなげるために排除したいものです。
コアなPINGファン・PINGマニアの間では当たり前ですが(最近は知らないかな~)、 PINGはスチールシャフトでもシャフト内に振動を吸収する部品を装着することで、スチールシャフトのフィーリングを残しつつも、振動を吸収するクッシンを持っています。以前に市販されていた、ツルーテンパー社のlDynamic Gold sensicore(ダイナミック・ゴールド・センシコア)はシャフト内にリボンをいれて振動を吸収していました。
シャフト内のバランスポイントの位置に装着するため、クッシンを装着してもクラブのスイングバランスは変化しません。
振動を吸収するという目的があるクッシンですが、シャフト重量を増やすという目的で使用できます。しなりはそのままで少し重くしたいという時にピッタリですね。
クッシンの装着はPINGの純正シャフトに限られますので、原稿では、AWT2.0LITE、CFS WEDGE
に装着することができます。
エルビーでは「cushin insert(クッシン インサート)」を装着した試打用のシャフトもありますので、是非フィッティングで体験してください。
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相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。
The cushin insert, available in most steel shafts, dampens negative vibrations at impact while still providing the feedback that players look for. #FittingFriday pic.twitter.com/DBexPbklos
— PING GOLF (@PingTour) November 17, 2017