左利きだけど右打ちのゴルファーは意外と多いんです。
「モダンゴルフ」を読んでいるので、ベンホーガンは左利きであることは知っていました。生徒さんの中にも左利きだが、右打ちという方はいらっしゃいます。そういう方はやはり右手が強くないので右手を使おうとするが使えない(正確には動かせないより、回転による圧力に負けてしまうの方が正解のような)というか弱いために過剰に早く動かそうとする傾向がみられます。
実は、ある事がきっかけで、左利きだけど右利きのプロゴルファーはどれくらいいるのか再認識しようと思い調べてみました。(ネットの情報だけで書いていますので違っているかもしれませんのでご容赦願います。)
左利きだけど右打ちということを知っていたプロは、ベン・ホーガンを除き、ジョーダン・スピース、岡本綾子、セルジオ・ガルシア、フィル・ミケルソン(右だけど左)などです。
知らなかったプロは、ヘンリック・ステンソン、なんと、ジャック・ニクラウス、アーノルド・パーマー、トム・ワトソン、タイガー・ウッズ、アーニー・エルスまでもがそのようです。
いやいや何ともとんでもないことでございます。そうそうたるメンバーがなを連ねております。当然上記のプロたちが強いときには、その人たちのスイングがもてはやされますので、左利きで右打ちの理論が発信されることになります。
左利き右打ちのトッププロのスイングに関する発言も、自分たちのフィーリングを伝えていますので、左利きがベースになっているのです。
ただ、ベン・ホーガンのように、ゴルフスイングを野球の内野手のスローイングというように右利きの要素を取り入れたり、タイガーはすっかり右利きになったようにスイングしています。
https://twitter.com/PGATOUR/status/1106549740928417793
そのある事とは、左利き右打ちのプロよりも凄いんですが、実は犯人も左利きであることを知らない隠れている左利きがいるということが判明したんです。その後生徒さんを、疑い深く観察をした結果なんと他に4名の生徒さんもそうであったという事件が発生しまし。
しかも、全てその人たちは自分が右利きであったことを疑ってはなく、これまで右利きとして生活してきたのです。
その内の一人はサッカー経験者(キックする脚も右)であまり手を意識していなかったがボールを投げる時は右でしたとのこと試しに両方の手で投げてもらうと左の方が圧倒的に言い投げ方。別の一人は軟式テニス経験者、勿論、右でプレーしていた。しかしバックハンドは大の苦手ということでした。
共通していることは、前述のダウンスイング前半で右手を伸ばそうとしすぎる事。右手はスイング中、能動的に何もしないんですよということは分かっていても、動いてしまうんですね。
今更、左打ちにしますかということは言えないので、右打ちで左手が有効に使えるようにスイングしてもらうことにということで一件落着するんですが、でも、右打ち左利きのプロの名前を見ると、知らなかったとはいえ、こっちの選択肢の方がいいように思えます。
一般的に左利きは10%と言われていますが、隠れ左利きの人は40%くらいいそうです。この推理が正しいのであれば右利きの3割くらいは強制されて右利きになっているという事なんです。
ネットで「人の作業特性としての右利き,左利きの研究*」を見つけました。その中のアンケートの項目にジャンプの時に踏み切る足の項目があり、その値がほぼ半々になっています。本来、左利き4割は本当に近い数字かもしれません。
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