お寒い中、本日の試打会に参加していただいた方々にお礼申し上げます。最後の方は気温がぐっと下がり、鼻水が垂れそうになると鼻をかみながらやっておりました。
さて、試打会での出来事などをご報告したいと思います。
G410で採用となった新しいスリーブは皆様ご存知の通り
ライ角 | ロフト |
ノーマル | ノーマル |
ノーマル | +1.5度 |
ノーマル | +1度 |
ノーマル | -1度 |
ノーマル | -1.5度 |
フラット | ノーマル |
フラット | +1度 |
フラット | -1度 |
の8ポジションです。前作の5ポジションから3つ増えたことになります。PINGではこのことを弾道調整のためというより、これまでのライ角では対応できなかった今まで合わなかった人にフィットさせるためと言っています。
いわゆるカチャカチャでライ角を変化させて対応する場合、弾道調整という意味合いが強いわけですが、PINGではこういう考えとは少し違うということを強調していると思われます。
ノーマルのポジションで最適な弾道を得られているんですが、時折、フックとなるケースです。時折出てしまうフックをライ角変更がない場合はハードな仕様にシフトさせますが、最適弾道から外れてしまうケースが多いんです。プレーヤとしてはいい球が出るんだが安心感が欲しいという状態です。
何故そうなるのか?を考えてみましょう。
リリースが素晴らしいのに、若干そのタイミングが早いもしくはそのタイミングがばらつくのが原因です。
ということであればリリースのタイミングを少し送られせればいいということになります。
その対応がフラットポジションというわけです。ライ角をフラットにすることでクラブが寝て入りますので、これまでよりほんの少しリリースのタイミングが遅れフックボールになるタイミングでインパクトすることを防いでくれるのです。
ボールのつかまりはウエイトで調整、ビジネスゾーンでのフェースターンのタイミングはライ角で微調整するという考えとなります。
「PING NEWS ”BUBBA LONG” No.1」のPINGNEWSでキャメロンチャンプのドライバーのホーゼルのポジションを「チャンプはG400MAXのほうが飛んでいた気がしますが、ライ角がフラットでドローポジションという相反する設定」と紹介しましたが、狙いは時折出るフックをなくしたいということと、よりつかまるボールを打ちたいというのが狙いになります。
ライ角変更を弾道調整ではなくフィッティングの調整範囲を広げることとした新スリーブが効果を発揮した日でした。
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