モリナリがボギーフリーの66で―13として単独トップになりました。
2位は毎日スコアを順調に伸ばしているタイガーと昨日64のビッグスコアを出したPINGProのフィナウの2人。
タイガーの完全復活に世界の期待がかかります。
PINGProのフィナウのセッティングは
Driver:G410PLUS、FW:G410、3I:iBlade、4I~PW:BluePrint、Wedge GLIDE2.0
です。(PingProのページを見るとProtTypeからBluePrintに表記が変更されています。)
初のメジャー制覇に向かって頑張ってほしいですね。
さて、これだけモリナリが強いと何故強いのか考えないといけません。
PGATOURのページでパフォーマンスを見てみるとティグランドは101位、グリーンを狙うショットは137位、グリーン周りは58位、パットは23位、ティからグリーンまでは92位、トータルは47位と何一つ抜き出ているものはありません。
マスターズの上位3人のスコアカードを見てみるとでボギーの数はモリナリが1個だけと極端に少ないんです。グリーン周りのパフォーマンスの詳細を見るとサンドセーブは5位(68.97位)、グリーンのカラーからの寄せは1位(100%)です。
パッティングの成績は飛びぬけたものがないので、どうも上の二つに理由がありそうですね。
考え方を少し変えると、グリーンのカラーはモリナリにとってグリーンの一部、バンカーの約70%もグリーンの一部なんです。
多分でございますが、PGAプロのなかで一番グリーンの実質面積を一番大きくしているのがモリナリということになるんだと思います。
ということは、他のプロに比べて同じコースでも一番やさしいコースでラウンドしているんだと思います。
よく、ジュニアにボギーさえ打たなければプロになれるよと言っていますがモリナリは最高のお手本です。飛距離を求める方が多いですが、飛距離、ショットの正確性はそこそこでもいいんです。グリーン周りとパッティングを磨くと一流になるんですね。