さて、クレンショーの使用するパターはWilksonの8802。タイガーはCAMERON NEWPORT2(PINGではANSER2)です。
それぞれのパターの断面はこんな感じ、マレット方とは違いソール幅が狭くフリンジがついているタイプです。
パッティングスタイルとパターは関連するのでしょうか?
タイガーのパターヘッドの軌道は地面ギリギリです。
練習風景を見てもダウンブローにボールを捕らえようとする様子が見て取れます。
何故、二人の名手がこのようなパターを使っているのでしょうか?
実は、まさにカーステンがたどり着いたこの結論なんです。1-Aの転がりがいまひとつだったのを解決したのが、ANSERです。それはギア効果でボールに不要なバックスピンをなくして、質よいフォワードスピンを得ました。タイガーはこの効果を究極に利用するためにダウンブローに打つように打っているんですね。それが、タイガーの足の長いパターの実現につながっていいるんです。
昨年から、これを使っているんですが普通のANSERに比べて転がります。
タングステンウェイトで重さが重くなったので転がるのかと思いましたが
これよりも転がります。
ANSER Milled のヘッド重量は345g、ANSER 50thは350gと5g重いのとスリットが入っているのでかと思いましたが、5mを同じように狙うとANSER 50thの方が50cmは転がります。ということで重さの差ではないことが分かります。転がる理由はタングステンウェイトをフェース面に配置したことで、
このようにパターヘッドの重心位置が下がるとともに前方に位置されるので、ギア効果がより大きく発生するためです。
PINGパターのカスタムオーダーではパターフェースにタングステンを埋め込むことが可能です。ぜひご検討ください。
店長的にはクラッシックシリーズのANSER2に埋め込むのがお勧めです。
なんやかんや、結局、商売に結びつけることが出来ました。^^;最近ANSER 50thの中古が出ておりますので信頼できるのであればいいかもしれませんね。ただ軟鉄のようなフィーリングではなく、ポコッという感じです。
ピングラブをお求めは
をお願いします。
タイガーはアマチュア時代からANSER2(NewPort2)を使っていますが、何故、ANSERではなくANSER2だったんでしょうね?もちろんANSER2のほうが合っていたんですが、なんとなくではありますが物理的に店長の頭の中説明がついていますので、その中身を次の機会に書いてみようと思います。
それと、ぜんぜん腑に落ちていないことが速いグリーンだから重いパターこれも追求したいですね。