よく練習場でカチャカチャをして弾道を調整している方を見かけますが、PINGのクラブの場合、1ち度決まればそれ以降は、あまりそういうことが必要ではなくなるのではないかというのが店長の見解です。
それは、ヘッド後方ギリギリに配置された16gのウェイトでの調整が、ヘッドの慣性モーメントを変えることなしに、異なる弾道を作り出すためです。
3ポジションなので、フェードポジションの場合はスタンダードに比べボールが右に約5ヤード飛び、ドローポジションの場合は左に5ヤード飛びます。SFTはさらに5ヤードボールがつかまります。
さらに、ロフトの調整範囲が±1度、±1.5度で、打ち出し角とボールのスピン量が変わります。
さらにライ角のフラットポジションがボールのつかまりを少なくします。非常にフラットな軌道の持ち主が捕まえすぎてボールが左に飛び出しコントロールできなくなることを防いでくれます。
ノーマルライ角で、つかまり具合はPLUS10.5度で3通り、ロフトはノーマルライ角で5通り、フラットライ角で3通りあり、ヘッド部分だけで、18通りあります。10.5度SFTで8通りありますので26通りのヘッドがあると考えたほうが、分かりやすいと思います。表にするとこんな感じです。
Plus10.5 | SFT10.5 | ||||
右5Y 高弾道 |
高弾道 | 左5Y 高弾道 |
左10Y 高弾道 |
||
右(フラット) 中高弾道 |
右5Y 中高弾道 |
中高弾道 | 左5Y 中高弾道 |
右(フラット) 中高弾道 |
左10Y 中高弾道 |
右(フラット) 中弾道 |
右5Y 中弾道 |
中高弾道 | 左5Y 中弾道 |
右(フラット) 中弾道 |
左10Y 中弾道 |
右(フラット) 中低弾道 |
右5Y 中低弾道 |
中低弾道 | 左5Y 中低弾道 |
右(フラット) 中低弾道 |
左10Y 中低弾道 |
右5Y 低弾道 |
低弾道 | 左5Y 低弾道 |
左10Y 中低弾道 |
ボールのスピン量、打出し角の調整は上下方向、つかまりの調整はは左右方向にポジションを変更します。さらに、9度、12度のヘッドがありますので、上下方向は広がります。
ということで、これだけ、弾道が変わると、一旦、最適なポジションが決定すると変えることがなくなるという次第です。
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