「PINGのアイアンはステンレスだから曲げることはできないですよ!」って工房で言われた方いませんか?
結構いらしゃいます。こんな風に思っている方何故なのか?
最初に断っておきますが、PINGのアイアンのライ角変更はPINGでやってもらってください。簡単やってくれます。詳しくはここに問い合わせてください。海外で買ったクラブでもOKです。
では何故PINGのアイアンのライ角調整を工房で断られるのでしょうか?
軟鉄のアイアンはレバーを使って曲げるのですが、職人さんは曲げる限界を加工硬化によって感じます。おそらくステンレスのアイアンヘッドを曲げようとしても加工する前から、軟鉄で加工硬化が起きた状態以上の力が必要でするということ、また、ゆっくり曲げようと知ると金属は破損しやすいからなんです。
PINGではこんな風にライ角とロフトを調整します。
実は金属は衝撃が加わると意外と簡単に曲がるんです。そしてPINGのアイアンにはネックに窪みが合って曲げやすくなっています。
では、軟鉄だったらさぞ曲げやすいんでは?と思いますよね。
でもBLUEPRINTのライ角の調整範囲はグリーン(+2)からオレンジ(-2)で他のアイアンに比べて小さいんですね。(窪みがないからかな~)
ね~っ、なんか違うでしょう。