以下はWGCの上位4人と下位3人のバーディ以上とボギー以下を集計したものです。
ケプカ -16 バーディ以上21 ボギー以下5
シンプソン バーディ以上18 ボギー以下6
リーシュマン -12 バーディ以上22 ボギー以下9
フリートウッド -11バーディ18 ボギー以下6
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ホーマ +12 バーディ12 ボギー以下16
ブラッドリー +12 バーディ11 ボギー以下20
トゥエィ+17 バーディ10 ボギー以下24
こうして見てみると、上位は沢山バーディを取ったというより、ボギーにしなかったとスコアカードからいうことができます。もちろんショットの出来がボギーにつながるんですが、ケプカの今週のスクランブリングは91パーセント、最終日は100パーセントです。
驚異的なリカバリーによって、優勝を手繰り寄せているんですね。
実は、ボギーがなければ勝てるのがゴルフ。それを得にジュニア達には口すっぱく言っております。但し、消極的に安全にパーを狙いに言ってもアンダーにはなりませんので、ピンを狙ってグリーンを外しても、寄せることが肝心です。
先週の中部ジュニアでの三宅くんのスコアカードです。1日目前半をイーブンで折り返したあと、グリーンにのらないゴルフが続きますが、2オーバーでしのぎました。その流れを受けて2日目は3バーディー1ボギーで2アンダー、後半2オーバー、トータルイーブンで日本ジュニアをの出場権を得ました。
中学までは陸上競技がメインで、高校からがゴルフ。2年ちょっとで日本ジュニア出場権できたのは、この基本がきちっとできているからです。