一年の歩みRyuichiro編

昨年の1月から、スタジオに来ました。

メンタルマネージメントの藤井氏からも木場本先生からも言われていることは体の動きは脳がつかさどっているということ。

新しい動きは、ゆっくりであれば可能だが、速い動きでは以前からの動きが新しい動き優先します。

では、新しい動きが出来ないのかというと、新しい動きを作って成功している人がたくさんいるので出来るという結論です。なぜ多くの人が出来ないのかというと結果的に以前の動きを練習してしまうからです。

結果的に以前の動きを練習しているということは、どういうことかというと新しい動きをしようと思って、結果的に古い動きになっているということをさします。

人間は練習すればするほどその動きを繰り返しできるようになります。それは動きをつかさどっている脳細胞のつながり(プログラム)を繰り返し練習することによって太くするんです。太くなるとどうなるのかというと、それを行おうとしたときに自然とそれ(その動き)になる確率が高くなります。確率が高くなるということはプレッシャー下においても正しい動きが出現する率も高くなります。

ゆっくり動きを行なうと、作り上げた脳神経細胞のつながり(プログラム)に逆らって意図する動きが出来ますが、それを通常スピードで行おうとするとつながりの強い従来のプログラムが出現します。ゆっくりとした動きを繰り返し行い成功させることで新しい脳神経細胞のつながり(プログラム)を太くします。そのつながりが古いプログラムのそれより、太くなったときに新しい動きが出来るようになります。

ただし、古いプログラムが消えたわけではありませんので、プレッシャー下においてはそのハードルが上がりますので、古いプログラムが顔を出します。ですので、練習場でできてもコースへ行くとプレッシャーによって、新しいプログラムが実行できなくなります。

新しいプログラムが単純であればあるほど、古いプログラムの出現が率が下がりますので、AGLのゴルフスイングは単純ですので優位です。

目指すスイングは単純ですが、複雑のほうから単純な方へは複雑な工程を除去しなければならないので関門がたくさんありように思えて難しいと感じてしまいます。

スイング上達のコツは、ゆっくりでも出来た新しいスイング(プログラム)を自分が出来たと感じること。古いプログラムを実行しないことです。実はこの作業が一番ムズカシイ。一回できると通常スピードでできるのか試したくなります。試したときに古いプログラムが出現し、古いプログラムの方が補強されます。

速く身に着けることが出来る人は単純にゆっくりとしたスイングを繰り返しできる人です。わずか数が月でクラブのタイトルを取った人がいます。一か月はゆっくり振ってねというのを2か月か3か月繰り返したそうです。

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