いや~、すごい件名の記事を書くことになります。
このスイングですが
どちらの方法で打っているように思いますか?
左はヒッティング。右足を支点としてクラブに力を加えています。フェースの向きのコントロールとクラブをふるのを同時に行います。
右はスイング。体の回転力でクラブを振ります。回転エネルギーに対して、足、腰、胴体、肩、腕の順番で回転が止まるので、エネルギーが回転を続ける部分に移り、実質的に質量が減った分だけ、速度が上がる仕組みです。
このような仕組みでクラブをふるのでクラブのコントロールはできません。俗な言い方をすると、力をためて、ためた力を利用してボールを打つわけです。勝手にクラブが返ります。クラブヘッドを前に振らないように降らないように打つのがスイングです。
ダウンスイングではクラブが開く方向にシャフトの力が加わり、ハーフウェイダウンからそれが解放されます。そのコントロールをクラブが行うようにフィッティングします。渋野に有利に働いたテクノロジーの変化はどのようなことがあったんでしょうか?
渋野の劇的な全英女子オープンの年に何があったかというと、
Trajectory Tuning 2.0 がG410シリーズに採用されました。
これによってハイブリッドでフラットライ角を設定できたことが大きかったと思います。フラットになったことによって、過度なフェースターンが抑えられ、グリーンへのショットがコントロールできるようになったんだと思います。
さて今回ですが、FUJIKURAさんのSPEEDER NXです。
このシャフトは中間部のトルクを抑えることによって、しなり戻りしたヘッドが閉じすぎることなく、ボールをとらえます。これが現在のさらにフラットになった渋野選手のスイングに合っています。ヘッドを前に出さないようにトップの位置においておくようにスイングすればするほどいいボールが出ているので、アイアンも思いっきり触れているんだと思います。
プレーオフを決めたアイアンショットは正に、体を回転させただけだと思います。
このように渋野選手にはテクノロジーのターニングポイントがついてきます。本当に何かを持っている選手なんだなと思いますね。
次回はもう少しSPEEDER NXを掘り下げます。
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ドライバーがG425woまだ使っいないので、ハイブリッドとGLIDE3.0推しです。店長なんかはNXを使っているんなら、G400MAXを使うともっとパファーマンスが出るんではないかと思いますが。使わないんでしょうかねぇ~。
この調子なら、年内もう1勝くらいはするかもしれないと期待しています。