前回は、シニア男子と一般女子を例にとって、馬力とトルクということを解説しました。
アイアンのセットのスイングウエイトをフローとするのは、このアイデアです。スイングウエイトをショートアイアンになるにしたがって、スイングウェイトが重くなっています。
店長はこの考えをさらに進め、ミドルアイアン以降のスイングウェイトを軽くし、軽くすることでヘッドターンしやすくなるようにしています。
I=MR2
と回転半径の2乗ですので、同じように振るためにはロングアイアンにおいてもフローの考えを導入するのが通常だと思います。
ですが、年を取ると段々鋭く振れなくなり、ヘッドの重量だけでは限界があるので、シャフトの重さを減らすこともしています。
8番からしたのクラブにはMODUS120(X)として
5番は三菱ケミカルOTI TOUR 100X 107g、6番はOT TOUR 110S 110g、7番はOT TOUR 110X 112gとして、重量をフローするようにしています。これにより少ないトルクしか発生しないへぼスイングでも、ヘッドがターンする工夫をしています。スイングウェイトは静的なバランスなので、あくまでも参考値、フローバランスの概念がある以上、スイングウエイトを合わせたとしても、振り味が同じになるわけではありません。
では、ワンレングスの方がいいのかというと、確かに振り心地は同じかもしれませんが、シャフトが長くなったことによる効果は、アイアンにもあるはずです。
ワンレングスで有名なあのプロですが、ドライバーは超尺なんですよ。長くする効果はあるということなんですね。
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