「バンカー専用ウェッジを…」という記事を見ました。ちょっと待って、そもそも、ウェッジはジーン・サラゼンが苦手なバンカーショットのために作ったんだから、本来はバンカー専用でしょうと思いましたが、それだけ、バンカーを克服できない人が多いという事だと思います。
多くの人のバンカーショットを見ていると、ボールのポジションが、右サイドに、なっているために、ウェッジのバンスが使えません。(最下点前にインパクトを迎えるため)
もう一つは、アウトサイドインのクラブ軌道が原因になります。アウトサイドインだからカット軌道でバンカーショットには、いいのではないの?と思う方が多いのではと思いますが、二つの理由から、少し問題があります。
一つ目は、アウトサイドインの軌道のスイングは、クラブヘッドの最下点とグリップの最下点を一致させるようにスイングしている点です。クラブはヘッドは重いですから、手元の動き遅れて、ヘッドが動きますので、さのためクラブヘッドの動きはまだまだ下に動こうとするので、どうしてもヘッドが深く入りすぎます。
二つ目は、アウトサイドインのスイングは、持ち玉がスライスの方が多く、アーリーリリースとなっている場合が多いです。長いクラブでは、スライスとなりますが、短いクラブでは、同じタイミングで振ってもクラブヘッドが返ってしまうんです。そのためリーディングエッジから、バンカーに入りやすくバンスをうまく使えません。さらに、もっとタイミングが早いと、トップになりやすくなります。
ピンのウェッジの説明にも、バンカーに強いという謳い文句がありますが、一般的にはという事です。フ
バンカーショットを攻略したいと思う人はフィッティングを行い、現状がどのようになっているのか、スイングを考慮しつつ、ソールタイプを選択したいものです。