ボビー・ジョーンズは生涯を通じてプロゴルファーにはならず、アマチュアとして活躍しました。彼はウォルター・ヘイガンやジーン・サラゼンといった当時のトッププロたちとも競い、しばしば勝利しています。
職業は弁護士でアマチュアでありながらプロのトッププレイヤーに勝つことができた。怪我がなかったことも特筆できます。プロのようにゴルフに専念できるわけもなく、練習時間も限られていたと想像できます。彼が選択したスイングはボールをヒットするのではなく、再現性に優れた、体に負担をかけないスインガーのスイングです。
スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF のモデルとなったゴルファー＾はボビー・ジョーンズですが、
この本中には、スイング中レバーを使わないと書いてあります。
レバーというと、梃子（てこ）。梃子は、力点に力をかけ、固定された支点をとおして、作用点において作用します。ジョイントの角度を力を加えて変えることもです。
スインガーは、スイング中にレバレッジ（てこ）またはレバーを自らの力で作動させないのということになります。（正確には、スイングの動力を発生させるために脚は動かすので使うんですが、感覚的には力を使っている意識はありません。その力の大きさはゆっくり歩くような力です。）ブランコ・振り子（スイング）そうであるかのようにです。、
レバーはひねったり、角度を変えたり、回ったりする。そのために、関節で接続された骨格（レバー）を筋肉の収縮によって作動させるので、回転運動が主導力となります。
スインガーのスイング動力は支点の揺れ動きと停止で、直線運動が主導力です。揺れだけでは、スピードはたかが知れていますが、順に部分的体が停止していくので、エネルギーが保存され、稼働部分のスピードが上がっていきます。
イメージではヒッターのほうが、直線運動でスインガーが回転運動のようなイメージですが、逆なんです。
スムーズに回転しているから、スインガーではなく、突然、びゅっと回転が始まるのがスインガーです。
スインガーに見えますでしょうか？一見すると引っぱたいているようにしか見えません。
流れるように回転するマキロイはヒッター要素の強いゴルファーとなるんですが、わかりますでしょうか？
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この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。
