以前、マーティ・ジェーソンのヘッドスピードに関するブログ「スマッシングファクター」を紹介しました。
内容は、単に、ヘッドスピードを計測する場所によって、その値は変わるので、ヘッドスピード、スマッシングファクターを基準にするのではなく、ボールスピード（初速）を基準にしましょうというものです。
しかしながら、多くはボールスピードを上げるために、ヘッドスピードを上げようとします。インパクトの直前に力を入れてクラブヘッドを前に出そうとします。そして多くの人は右手を使わないようにしています。
左サイドで打つということは、左サイドの筋肉を使うということですが、スピードを上げようとする場合、左腕だけの筋肉を使って打つのではなく、左サイドの背中の筋肉を収縮させてます。それによって体が開くタイミングが早くなり、スイングの支点が目標方向にずれ、ヘッドスピードは上がりますが、フェースが開いてインパクトを迎えます。
せっかく上がったヘッドスピードですが、インパクトで大きなロスしています。
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