202x年、ほぼ全てのメーカーは反発係数規則上限に、達してしまった。
最早、フェース面に工夫をしてボールを飛ばそうとする時代では無くなってしまった。撓む領域を広げる工夫はあっても、
ということで、いろいろな動画で試打結果が紹介されているので、それが、どのような理屈によって生まれているのかを解説しますね。
新しいG440でこれまでの歴史的手法がとられて初速のアップにつながっている部分はこの部分です。
シャフト差込部分全体をホーゼルが覆っている
ルールによって、ヘッド体積とクラブの幅と奥行きに制限があるので、反発係数上限に来ている以上、肉厚を調整したとしても、いろいろな素材を使用したとしても、大きな成果を得ることができません。というかそれ自体でボールの反発を高める必要がないということです。
スピンコントロールは、飛距離を伸ばす方法の一つです。スピンを減らせば、ボールの飛距離が伸びることがわかっています。
スピン量を減らすために、重心深度を浅くするとバックスピン量が減ります。これは、ギア効果によってバックスピン量を減らすためです。
タイガーがこんなに地面すれすれにドライバーヘッドを入れるのは、この効果を高めるためです。
ただし、横方向に打点がずれますと、サイドスピンに量に影響しますので、熟練者のみが恩恵を得れることがシステムです。
一般のゴルファーではゴルフゲームの要求するターゲットにボールを運ぶことが難しくなるという現象が起きて、試打結果の飛距離からクラブを入手をしたものの、コースでのボールコントロールが難しいために、手放してしまうということが多く発生します。
PINGは、方向を安定させるためには、重心の位置をフェース面から離すという手法をとっていますので、PINGのクラブは飛ばないけど（５ヤードも変わらないと思いますが）曲がらないということになるんです。
上の図は重心震度がミスヒット時のクラブにかかるトルクを説明していますが。重心震度が深い場合は、クラブを回転させる力が小さいとともに、飛球線方向のベクトル分散は少なく、飛球線方向への力の減少が少ないこともわかると思います。
G430MAX10Kで縦方向の慣性モーメントが話題になりましたが、飛距離のために縦に、応用したということです。
ベクトル分散を限りなく０に近づければ、ボールのクラブの衝突エネルギーが限りなくボールの圧縮に使われ、それが、ボールの初速につながります。
タイガーのドライバーショットもどって確認して穂いいんですが、実は重心の位置は僕たちが思っているほど、低くはなかったんです。
力が伝わる方向は点線で示されるFORCE LINE（フェース面に直角）ですが、
上のイメージのように、G440ドライバーでは、フェースセンターのフォースラインに大きく近づいたんです。
何度も書きますが、重心位置がフォースラインに一致するということは、ボールとヘッドの衝突によって生まれるエネルギーはヘッドの回転のために使われることがなくなり、ほぼ１００％ボールを潰す、フェースをたわませることに使われ、結果的に、ボールの初速につながるということなんですね。
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G430MAX10Kユーザーが早速試打に来てくれました。手を変え品を変えいろいろ打っていった結果は、そのまま使いますという結論です。試打の要望があったときに、G430MAX10Kをフィッティングしたときに飛距離もしっかり出て、G430LST やG430MAXにならなかったんだから、多分、G440を選択する確率は低いよと言いましたが、その通りになりました。ドライバーショットが乱れを解消してスコアを縮めた経緯がありますので、飛距離が伸びたとしても、ショットのぶれがG430MAXやG430LSTと変わらないとすれば、必然の結果なんですが、自分の使うクラブが自分にとって最良なクラブであるという自信はスコアアップにつながるので、G430MAX10Kユーザーも積極的に試打してほしいと思います。
店長が言いたいことは
「飛距離アップの要素に新しいファクターが出現した」
ということなんです。
