フェアウェイウッド LST考

以前はアイアンに関してリー・ウェストウッドがアイアンをなかなか変えてくれないとか言っていたんですが、最近はモデルチェンジするとすぐに変えてしまいます。

フェアウェイウッドではヒメネスでしたが、最近はこちらもすぐに変えます。

店長はG400が出たときに最高なフェアウェイウッドだと思って、これを越えるフェアウェイウッドはなかなか出来ないと思っていました。あまりにもG400がよかったのでG410が出たときには、ちょっとした違いに違和感を少し覚えましたが、今はもうそんなことが吹き飛んでいます。

今日は人気沸騰のLSTの話ですがドライバーではありません。

G400とG410で一番変わったのがストレッチ3とLSTなんです。

G410 LST #3 G400 STRETCH3
ヘッド体積 159cc 193cc
ロフト 14.5度 13度
ライ角 57.5度 57度

前回のG400STRETCH3はヘッド体積が大きくドライバーを小さくしたイメージでしたが、今回のG410LSTはハイブリッドを大きくしたイメージです。

G410ハイブリッド#2を

写真のヘッドは22度

セッティングしたら

G410 LST ねっ、流れは合うでしょ。

それもそのはず、G410LSTはスタンダードの3番の171ccに比べても12cc小さく、スタンダードの5番より、SFTの7番より小さいヘッドです。

で、さぞ難しいのでは?ということなんですが、G410ハイブリッドの2番よりも優しい感じです。

G400STRETCH3よりも弾道が高くスピンが少ないので飛距離が出ます。一度、騙されたと思って試打をしてみてください。

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梅雨入り

とうとう北陸地方も梅雨入りをしました。

店長はあまり天候が悪いのは気になりませんが、その理由のひとつに雨対策をしっかり行うことが気にならない理由のひとつです。(競技会などでは周りが勝手に崩れてくれるのが本当の理由)

後のひとつは、転機が悪いのが嫌だと言っているとそれが、自分自身に跳ね返ってきますので、それを言わないということと。自然が相手のスポーツなので、状況をしっかり判断することがゴルフの中に入っていると思っています。

台風が近づいているときにラウンドしたことがありましたが、横風で隣のホールのセンターに打ち出したショットが反対側のラフまで戻ってきたときは、めったに出来ない実験が出来たと喜んでおりました。(人からは変人じゃないのって言われることがあります。)

さて本題に戻って、雨対策ですが、濡れないこと、濡らさないこと、予備を用意する、タオルは十二分にです。

今日は傘について。是非、自分の傘を持つことをお勧めします。ゴルフ場の乗用カートには傘が装備されていますが、マイアンブレラは一回り以上大きいですので濡れません。前線や低気圧の通過による突然の雨は風が強く吹きますので、急な風でも壊れ難く反り返りを防止するダブルキャノピー(天蓋二重)構造の傘がお勧めです。仲でも店長のお勧めは

クリックギア ロビック ワンタッチ ゴルフ傘 雨&UV対応

です。開いた時の直径は約117cm()の大型設計でプッシュゴルフカートまでしっかり覆ます。悪天候時の使用も想定した作りで、強度・安定感も抜群。しかもUVカット加工済みで、ラウンド時の日傘にも使える一石二鳥、持ち手部分には、滑り難い樹脂を採用。重さは:約650gの軽量です。うれしいのがワンタッチオープン式。グリーンを終了したときにグリーサイドに置いた傘を拾い上げ開きますが、ワンタッチでない場合は、このときパターをもちながら行いますので結構大変ですがワンタッチであれば、反対の手にパターを持ちながら傘を持つ手で簡単に開くことが出来るので大変便利です。傘カバーも付いているので収納時に汚れません。

なんといってもうれしいいのが税込 3,456 円という安さです。

  • ダブルキャノピー
  • ワンタッチ
  • 大型設計
  • UVカット
  • 軽量

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TENSEI をコースで

昨日、読点の研修会を行いました。

場所はここ!

まずはこれ良かったです。カーボンシャフトは距離感があいます。昨日のグリーンはエアレーション中で能登カン本来のスピードは出ていませんでしたが。エースパターに昇格しました。

もう一つの目的(本来はこっち)であるTENSEIの評価を普段は富山カントリーにいる堀田プロ(当店のフィッター)と行なってきました。

初速が上がるTENSEI 60S。リズムよくするとボールはつかまりよく飛びます。ただし叩きに行くと返ってこないので右に。ハードフィッターは60XかTIPカットをおすすめ。

打球は初速が早く、スピン量はい抑えられている様子でした。当でのオプションシャフト人気No1シャフトは実力があります。

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グリップを変えるつもりが

研修ラウンドで使うパターのグリップを変えるつもりが、シャフトを長くしてみようと思い。

所属クラブのキャプテンが古いアンサーのカーボンシャフトのぱたーで何処からでもぼこぼこ入れるものだから、スタジオ内にあるカーボンシャフトを物色したら

アイアン用のTFC390Sシャフトが合ったので、カーステンも最初はアイアンシャフトをパターに入れていたんだからと即実行!

カラーリングを考えユニバーサルを入れてみた。ちょっと、かっこよくありませんか?

ちょうどグレーのカバーがあったので全体的なコーディネートもぴったり

スタジオのグリーンで転がしてみましたが、スチールよりも距離にばらつきがないです。

PINGのパターはWRXカスタムオーダーで

カスタムシャフト UST Frequency Filter Shaft WRXカスタムオーダー
PING パター WRXカスタムオーダー
カスタムシャフト UST Frequency Filter Shaft WRXカスタムオーダー

を装着することが出来ますが、このシャフトを使用した人のレビューを見ると距離感がよいことを上げている人が多いです。

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捕まる+安定のLST

捕まる+安定がG410LSTをあらわしていると店長が打った印象。Plusとあまり変わらないけど打球はLSTという感じです。G400LSTは安定させるために振り切るように打っていました。高MOIで振り切る必要がないLSTという印象です。

まだ、試打用のヘッドが来ないのでコースで試すことは今のところ出来ないのですがG410Plusでは、振り切ってフェードを打っています。高MOIの効果で、フィーリングはPlusつまり安定したヘッドの動きをするが、ボールはフェードと思っています。日本の山岳コースでは強振することなしにフェードが打てるとありがたいんです。狭いホールで振り切ってフェードはやっぱり怖い。

G400LSTの場合の裏技でMOIがSTDに比べて小さいので、ヘッドターンが弱い人だが、いまいちSFTが合わないひとが(SFTでは捕まりすぎる)、G400LST10を++(+1度)にするとSFTよりいい結果が出たことがありました。意図は慣性モーメントがG400STDにくらべ小さいのでヘッドターンがしやすい。ロフトを++にすることで少しフェースがクローズになるのでボールが捕まったんですが、G410シリーズの場合、安定してフェードなので、この裏技は出来ないなという印象を持ちました。

PINGが発表している弾道のイメージ図にLSTの弾道を黒い矢印でつけるとするとこんな感じ、少し低くスピンが抑えられて若干、右に飛ぶ。フェアウェイ左を狙って振ればオートマチックにセンターへというようなクラブだと思います。

SFTがドローを安定的に打つクラブであるとすれば、いわばLSTはフェードを安定的に打つクラブなのではないかと思います。

豪華プレゼントがあたる試打キャンペーンのページで皆様のレビューがのっていますので参考にしてください。

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私の青写真(BluePrint)

ブループリントでどういう青写真を店長が描いたか書いてみます。(興味のない方はスルーしてね)

店長のマッスルバック遍歴は

  • YAMAHA SX-25 ハルサットンモデル(R400)
  • ダンロップ DP201(S200)
  • MIZUNO TP11(S200)
  • MIZUNO MP-33(KBS-TOUR X)
  • PING S56(PING AWT kusin)

若気の至りと申しますが、SX-25の次から、随分硬く重いシャフトを選択してきたのだと思います。

なぜ、SX-25 だけR400なのかと言いますと、当時はそれが普通でS200の方が少なかったとおもいますし、ダイナミックゴールドR400でも十分とう時代背景だったと記憶しています。当時一番欲しかったのは、EYE2ベリで約2倍の価格で高くて手が出ませんでした。

先日、スタジオでお客様のミズノのマッスルバック+R400を打たせてもらいましたが、軽く振ったにもかかわらずnFlighitで150ヤードを超えたショットが出たときに、巷にR〇〇〇が姿を消した理由が分かりました。コンパクトなヘッドでは、余計なしなりはなくシャープ。このシャフトは、大きくなっていったヘッドでは動きすぎるので次第に敬遠されていったのではないかいうことです。

プレシジョンのFMが出てきて振動数管理が登場し、ヘッドの大きさが大きくなってきて、今では新品でダイナミックゴールドR〇〇〇が装着したクラブは見かけなくなりました。

そこでDGR400を手に入れて試打ヘッドに装着できるようにして、iBladeの7番に打ってみるとやはりいい感じ。i210でもいい感じ。当店の試打シャフトにはPINGのアイアンに装着できるR300(PINGのアイアンにカスタムオーダーで装着可能)の試打シャフトがないので、ちゃんとフィッティング出来るように正式に依頼しました。

試しにコースで打ってみましたが、現在使っているiアイアンより結果がいい。これまでi200、i210、i500でアイアンセットを変えようと試みましたが、最終的にiアイアンに軍配があがっていたのがあっさり、iアイアンが負けてしまいました。もちろんiBladeも試しています。iBladeのようなコンパク、トヘッドを使うためには私には、R300が必要だったんがシャフトだったんだと思います。これでBluePrint&DGR300で決まりです。どのようにセットを組むかです。

ちなみにウェッジシステムですが、昨年の秋にGlideForged56をコースで試したときに、スピンが効いて止まりすぎたので、密かにロブウェッジでピンの根元まで打つ練習をしました。それで使えると判断して、GlideForged 60 RED 1/2WEARK &R300 IMOMIC BLACK ARMAを先日導入しました。思った以上にスピンが効いて低く飛び出します(コントロールしやすいです)。通常56度のウェッジくらいの飛び出し角です。調子がよかったのでGlideForged 54 RED 1/2WEARK&R300と&GlideForged 50 RED &R300もオーダーしました。

上の番手ですがGMAXアイアンの#4、#5をセッティングしています。これは残ります。特に4番はロフトを最大限に立てて220ヤード飛びます。5番は200弱ですので、BluePrintの#4番にこれを期待しても無理なので残します。5本のBluePrintをセッティングできます。#6~PWの5本です。(ただ、必ず5番アイアンを試打したいというお客様が出てくるので購入は5番からです)

どうあがいてもGMAX#5とBluePrintの#6のギャップは埋めることが出来ないのあきらめることにして、GlideForgedからのつながりを考えましょう。

もしかしたらBluePrint#6を立ててドローに打てば何とかなるかもしれませんので、たまにはGMAX#5を抜いてBluePrint#5をいれてラウンドしたいと思うかもしれません。そうするとつながります。

カスタムオーダーの内容は以下です。

BluePrint iBlade(標準)
番手 ロフト GAP カラーコード ライ角 シャフト長 ロフト ライ角 シャフト長
27→1/8S:26.56 3.5 Black 60.5 37.75 27 60.5 38
30.5→1/8S:30.06 3.5 Black 61.3 37.25 30.5 61.3 37.5
34→1/8S:3356 3.43 Red 62→61 36.75 34 62  37
38→1/4S:37 4 Red 62.8→61.8 36.25 38 62.8 36.5
42→1/4S:41 4 Red 63.5→62.5 35.75 42 63.5 36
PW 46→1/4S:45 4 Red 64.1→63.1 35.5 46 64.1 35.5

IBladeと比較すると、BluePrintのライ角はiBladeと同じライ角、シャフト長はBluePrintで採用した新しい基準です。

グリップはIOMICを入れようと思ったんですが

MCC ALIGN ブラック/ホワイト(バックラインあり)が標準なのでそのままにしますが、手元+1RAPにカスタムします。

 

G410 LSTを使っているPINGプロ

G410 LSTを使っているPINGPROのスイングを集めてみました。

3人しか見つけることは出来ませんでしたが、3人とも動画から判断するにスライサーです。

G400 LSTを使うための大きな理由は2つ

  • ボールが左に行かないこと
  • ボールのスピン量を抑えること

です。

G410 LSTは前作のG400LSTに比べて捕まりが良くなっています。G410PLUSが真っ直ぐ飛ぶとしたら、LSTは右に1.5ヤード!G400LSTは右3ヤードだったそうで、少し捕まるようになっています。

とすると、思いっきり振っても、左に行かせたくない人は使いにくい可能性があります。スイング中に左に行かせたくない気持ちが入ると動きがおかしくなります。では、フェードポジションで使うとということになりますが、約5ヤード右に出るので1.5+5=6.5ヤードはちょっと右に出してしまうと、ラフや林のなかに突入しますので、使いずらい。(Plusのフェードポジションも同じかな?)

多くのプロがG400LSTで恩恵を受けていただけに、この微妙なフィーリングにするための整できずに、クラブチェンジが進んでいないことが考えられます。多くのプロはボールが左に行かせないで思いっきり振るためにG400 LSTを使っていたでしょうね。ウーストヘーゼンが代表だと思います。

ボールのスピン量が多い人は、

  • カット軌道で入るスライサー
  • ヘッドがダウンブローで入る

の二つの内何れかに大よそ分類されると思います。G410 Plus はよりスピン量が抑えられていますので、主にスピン量を減らすために使っていた人はG410 Plus の登場によって実現できたので初速が上がったG410 Plus にチェンジした。バッバがその代表でしょう。

最後に、カット軌道で入るスライサーは左へのミスはもともと少ないので、スピン量が減り、右に行き過ぎないクラブは助かりますのでG400 LSTよりつかまるG410 LST を選択すると思います。日本人の持ち球スライスに多いタイプなので日本ではヒットするかもしれません。

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PingProたちの今、G410 LST とBluePrint

先ずは、女子とシニアでG410 LSTを使用しているプロはいませんでした。

となると飛ばし屋向け?となりますが、チャンプ、バッバ、マリナックスは使用していません。

G410 LST を使用しているPingProは

Nate Lashley

David Lingmerth

Martin Piller

Brady Schnell

Brandon Stone

の5人のみでした。

BluePrintは

Louis Oosthuizen

Tony Finau

Harris English

Seamus Power

Alex Prugh

Brady Schnell

Miguel Ángel Jiménez

Matthias Schwab

Andy Sullivan

9人でその内シニアはBluePrintで優勝した。ヒメネスだけです。

思ったより使用しているプロが少ないですよね。

何故でしょう?取り敢えず結果報告書といたします。

G410 LST vs G410 Plus 9度

おはようございます。G410 LST vs G410 Plus 9度という、たいそうなお題をつけましたが、どういうことかと申しますと、実はG410 Plus9度のヘッドが欠品となりまして、そういうことなら、この際じっくりG410 Plus 9度とG410 LST 9度、G410 LST 10度を比較しましょうという提案です。

G410 Plus 9度は今ご注文をいただいても6月下旬のお届けとなります。G410 LST の発売が7月4日なので、あまり変わりませんね。

G410 LSTの試打解禁日は6月20?21?日って聞いておりますが、ただ、怖いのはヘッド欠品中に、また欠品するという今回の騒動ですのでその二の舞にならないとは限りませんので、注意は必要です。そのタイミングでは多分発売日には間に合いませんので、その前に判断するとなると、海外の試打情報を持って判断するか、ピンゴルフジャパンのフィッターが行う試打会であれば、毎回早く試打できるので狙い目です。

G410 Plus 9度はヘッド体積は455ccあります。慣性モーメントが大きく寛容性の大きいヘッドです。G400MAXと比べると寛容性は小さいですが、自然にターンする感じでインパクトでフェースの向きに気を使う感じはありません。店長がG410 LST 10.5を打った限りでは、ヘッド体積はが5cc小さく、慣性モーメントが小さいせいか少し早く感じました。その分タメることができる感じです。nFlightで計測したらG410 Plus10.5に比べて200回転少なくなる感じでした。

現在、コースではG410 Plus 9を持ち出してテストしていますが、多分、LSTは同じロフトで弾道が低くスピン量が少ないのでG410 LST 10.5とちょうど同じような弾道になるのではないかと思います。

G400 LST 8.5の場合、私のヘッドスピード(43くらい)では全く歯が立ちませんでしたが、今度のG410 LST 9度はもしかしてという淡い期待をロフトがねた分感じさせますが、多分使うことは無いと思います。G410 Plus 9度でちょうど、ドロップしないギリギリなので、使ったら、いいボールが出るのは極端に少なくなりそうです。1ラウンド中弄ばれそうだと思います。

このシリーズは発売まで続けます。今日はこの辺りで締めくくります。


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