北日本・日本海側、関東北部で大雪となっています。今回は富山、福井では積雪があるんですが、石川県は能登北部を除いて積雪はありません。昨日、高岡-金沢を行き来する用事があったので車で行ってきましたが、国道8号線の倶利伽羅トンネルを境に景色が一変しました。
車の気温系は高岡から倶利伽羅トンネルまでは1度、トンネルを抜けると一気に3度以上になります。つまりは北東からの寒気が富山・石川の県境のそれほど高くはない(500m程度?)の山並みを超えることができずに、気温が下がらなかったので積雪にならなかったということみたいです。
プロのゴルフ競技ではぎりぎりの勝負をしているので、プレーヤーはゲームに前のめりになりますが、キャディは気象も含めて、俯瞰的に状況を判断していわば司令塔的な役割も行いますので、コロナ時においてもキャディは必要であると判断されているんだと思います。
冷静的というか俯瞰的、論理的な判断はクラブ選択の場面においても重要です。しかし、クラブ選びはランチモニターが普及したことで、やみくもにスピン量にこだわっているのではないかという思いが強くなっています。
スピン量が多いことは、飛距離に対してデメリットであることは間違いありませんが、単にスピン量が少ないドライバーを選択する補法をとることは危険です。スピン量が多い原因を正しく追及できていなければ、大きな間違いを犯してしまいます。
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スイングスピードに対して、インパクト時の適正なフェースアングル、適正なアタックアングル、適正なインパクトロフトであれば、ボールに適正なスピン量を与えることができます。
では、過度なスピン量をボールに与えてしまう要因にはどのようなものがあるのでしょうか?
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ロフトに対して、スイングスピードが速く過度なバックスピンが発生しているケースがありますが、店長の経験ではかなり少ない数です。一般的なゴルファーではこういうケースを発生させることに必要なロフトは12度以上となるからです。
このケースの場合、基本的にはロフトを少なくする対処となります。
上のケースと見分けがつきにくいですが、ボールが低くバックスピン量が多い場合は、
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図のようにアタックアングルが多い場合があります。ボールを高く上げたいのでロフトが欲しいのですが、ロフトをつけるとスピン量が増えます。対処方法は低重心のヘッド、もしくは走り系のシャフトを使ってインパクトロフトを増やすこととなります。PINGのフィッティングの現場においては3種類のヘッドがすでに低重心なので、走り系のシャフトでゴルファー、ヘッドとの相性が合うものを探すという作業となります。
店長の場合はつかまり系(ヘッドのターンを助ける)ではなく、フェースアングルを変えないで、単にインパクトロフトを増やしてくれるシャフトを選択します。SPEEDER EVO7、ATTAS G7はいい仕事をしてくれます。
一番多いケースは
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やっぱり、ヘッド軌道がアウトサイドインになり、ヘッド軌道に対してフェースを開いて使う人です。スピン量が多いということで相談を受けるケースは圧倒的にこのパターンとなります。
高いヘッドスピードを持っていて300ヤード近く飛ばす人でもほぼこれに当てはまります。試打会でスピン量が多いからLSTを試打させてくださいと来た人の球筋をみて、次にSTDでハードな走り系シャフトを装着してお渡しして、明らかに怪訝な顔をされましたが、打っていただくと◎。つまりは、ヘッド軌道がアウトサイドインなんです。いわゆる振り遅れでフェースが開いてインパクトしているんです。他店ではヘッドスピードが速いからもっとスピン量の少ないヘッドが必要ですというように忖度されているのだと思いますが、店長は忖度なしです。
もちろん、忖度なしが気に入らなかったのかお買い上げはありません。他人に言われるのも、自分自身でいうのも含めて、「ヘッドスピードがあるのでスピンが多い。」という言葉は気持ちを盛り上げてくれる言葉です。
スピン量が少ないといってもLSTは、シリーズ中一番つかまらないヘッドなのでとりあえず除外することが望ましいと思います。
本当はスイングを勘違いしているケースが多いのでスイングを直してほしいんです。
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となります。