コースでの試打結果

3Wと7番から上の番手を抜いてコースで打ってきました。こうしてみると番手表示で変っていないのはG400シリーズだけになっています。

i210はオーソドックスなこれまでの「i」の流れを汲む正統派アイアンです。CTPが大きくなったことで寛容性が向上し、初速が出ています。コースでも違和感なく打つことができました。普段なら、ちょっと届かないかな?という距離が届きます。また、打感に及ぼす効果は絶大で、吸い付く打感です。

さて話題のi500ですが、まずは飛距離チェック。G700と飛距離は互角。G700は払って打つのに対して、i500はしっかり打ち込みます。打球も緩やかな放物線のようなG700に対して、i500は打ち出したボールが伸びていく感じです。

ボールの止まり方ですが、ボールが高いので十分にとまりますが、低いボールでグリーンを攻めるときは、少し気を使わないと、いけないようです。多分、このアイアンだったら8番だろうなというライから7番で抑えて打ってですので、問題は無いと思います。

さて、シャフトですが、インパクトでヘッドたわみを生み出すものを選択したいですね。

B60がブームですよ。

と、B60をこよなく愛する営業さんからの情報。

どうも、真美子プロの全英リコー女子オープンでの活躍を見てオーダーが入っていますよとのこと。

実はB60ずっと使っていたんです。よく入りました。VAULT2.0B60も確かにいい感じだったんだけど、店長的には、Craz – eが……………………。

真っ直ぐにしか転がりません、欲しいなと思っていました。発売してすぐにヘッドの欠品。(おいおい)

ただ、昨日コースで使ってきました。勿論、お借りしてですが。溝がないのにTR溝かと思うくらい距離感ピッタリでした。

 

ウッドのようなで、独り言。

PINGのプロモーションに乗るわけではないですが、店長も赤いちゃんちゃんこが見えてくる年齢になると、フェアウェイウッドがだんだんやさしくなっってきます。

こういうアイアンを振り回していた時期もあり、しっかりショットができるといいのですが、高校生が210ヤードを「4番でちょっと大きかったです。」なんて言うわけです。

となると、飛ぶのはGだろうと言うことになるんですが、あまりにもオートマチックすぎて、曲げたいのに真っ直ぐしか飛ばない。(曲げなければならないところに打つなよというのはなしで)

で、折衷案を取ってℹ︎シリーズで落ち着いていたんですが、ℹ︎Bladeのような、飛ぶアイアンが出ると、惹かれるわけで、その上、自分自身でもそう思っていたところに、ウッドのようなという評価を他の人から聞くと

コンパクトヘッドのこのアイアンは魅力ですよねぇ〜。

ここまでやるメーカーがあっただろうか?

 

PINGは元々ジュニアに力を入れています。あのタイガーもジュニアの頃はPINGだったし、VAULTにはタイガーのパターもあります。

img388今年の秋から発売されるProdi(対象年齢7歳から13歳)は、

ジュニア用のカラーコードを用意

身長と手の長さに応じて推奨スペックを決定します。

それより凄いのは、

無償で一回限りシャフト長とライ角を一回に限り変更可能です。(※5本以上購入時)

基本スペック
素材【DRIVER】 6-4チタン(フェース)/811チタン(ボディ)
【FW/HYBRID/IRON/WEDGE/PUTTER】
17-4ステンレススチール
【キャディバッグ】 ポリエステル
DRIVER FW HYBRID 6I 7I 8I 9I PW 52 56 PUTTER
ヘッド体積(CC) 460 140 110
ロフト角(度) 15 22 27 32 35 39 43 47 52 56 3
ライ角 (度) 57 56.5 57.75 59.75 60.5 61.25 62 62.25 62.5 62.75 70
  • ※ シャフトは2種類のフレックス(R/S)からお選びいただけます。
  • ※ 上記のライ角は、スタンダード(ブラック)のものです。
  • ● Assembled in Japan [カスタム・一部修理等:Assembled in USA]

価格は

と決して安くはありませんが、フィッティングとライ角変更とシャフト長変更はみみょくてきな特典です。

CTPってどこよ?

CTPってなによ?3からの続きです。

CTPってなによ?3で、以下のように説明しています。

—- 以下 CTPってなによ?3から——

現行のモデルでCTPがないモデルがあります。それはG700なんですが、EYE2と違ってちゃんとバランス調整が可能です。

どのように行っているのでしょうか?


G700のスイングウェイトの調整は3つの部分で行われています。

一つはトウ部分にあるネジの重量

もう一つは、ネックの中に

三つ目は、忠君部分にジェルをいれて、スイングウェイトを調整する仕組みとなっていて、設計上の重心位置の変化がないようにします。

—— 終わり ——–

i200アイアンでは

i200_Iron_ctp

赤で示したCTPのエラストマーによって、クラブの重心位置に近い部分でヘッド重量の調整をしているわけです。

一方、G700アイアンでは

G700

このように赤で示した部分のウェイトを調整することによりヘッドの重量を調整しているのです。

という事は、当ブログの読者ならばすでにお分かりだとは思いますが、ただでさえボディの完成モーメントが高いのに、最も重心から離れた部分で重量を調整するのですから、高い慣性モーメントが得られるということになります。

「余剰重量を最適箇所に配置することで、上下左右のブレが約48%軽減。」と有るのはCTPではなく、新しいヘッド重量の調整方法が確立したことが一因であることは明白です。

 

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相談・フィッティング大歓迎です。よろしくお願いします。

 

1999年

この頃はいわゆる2000年問題で大変でした。コンピュータが登場した当初はメモリやHDDなど記憶や演算装置の領域が高価で西暦が4桁のところを下二桁にして処理を行っていたんですね。

ですから99年の次は00年になってしまい、正しい計算結果が得られないと世界中が大騒ぎでした。

この年この期に続く新しい技術をPINGが出しています。CTPですが、重量を周辺部に配分することでできたスペースの有効利用です。

36952g-ping-i3-blade

ここにいくまでに、PINGのアイアンは、ずっと重量を周辺部分に配分することを行っているようです。

1003922-aeu

ZINGです。パターのZING同様トウに重量が配分されていることがわかると同時にフェースの上部にもウエイトが配置されています。

img_1376

ISI-Kですフェースは薄くなりリブを配置して強化しスイートスポット部分のふくらみはフェース面の強化とともに打感にも影響があったと思われます。

こういう風に並べると、i3は当然のごとく出てきたように思いますね。

最近のPINGの新製品の発表を見ると必ずといっていいほど、新しい素材・材料を使ってきます。G400FW・G700のマレージング鋼もそうですね。

この頃も、実は、上記の形状の変化だけではなく、素材も工夫していました。

それが、

$_35

Beryllium Copperです。

 

 


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