G425MAXドライバー考察4

G425MAXドライバーの考察シリーズの第4弾、前回は道草となりましが話を戻します。G425MAXドライバー考察2ではスイングを上から見た図で考察いたしましたが、スイングプレーンは水平ではなく、傾いています。ということになれば、正面から見た力も考慮しないといけません。

正面から見た図では、通常は遠心力によってロフトが増えるように、力がかかります。

横道にまたまたそれますが、ボールがなかなか上がってくれないという人は、ヘッドを走らせたいためにデリバリーゾーンにおいてヘッドを目標方向に走らせようと力をかけます。ヘッドがすぐ反応してくれるのであればいいのですが多くの場合は

シャフトのしなりが発生するので、クラブが自然にロフトが多くなるような動きを打ち消します。

話を戻しますが、G425MAXはヘッド重量の約14%がヘッド最後部についていますのでロフトが多くなる度合いが大きく、G400MAXに比べ高い弾道となります。

店長の場合ですが、G400MAXは9度のヘッドをスモール+で使用しますが、G425MAXではノーマルなのかなと思いますが、ノーマルで使うともしかしたらフォローの状況ではドロップするかもしれません。フェードの球筋にしてスピン量を増やして対応になるのか、そのまま打てるのか微妙です。スモール+でもスピン量を減らしたヘッドなので大丈夫かもしれませんが、この高さに慣れていないので今はそう感じます。

このロフトが増えるように働く力ですが徐々に増えるのであれば違和感がないと思います多くの人はロフトが増える恩恵だけを受けると思います。

しかし、中にはぎりぎりまでリリースを遅らせて一気にヘッドを走らせようとするゴルファーもいます。

こんな感じです、クラブヘッドが急激に方向を変えるので、一気に大きな力が加わり、コントロールを失います。近頃、ハンドファースト、ハンドファーストと叫ばれます。低いボールが出る。力強いボールが出るのはもちろんですが、ハンドファーストによって一番得られるものはヘッドを支配下に置くことが出来るからなんです。手元が先行した後を追うようにクラブは動くんです。(もちろんシャフト分を考慮しないといけません。)店長のようにぎりぎりハンドファーストで打つことが出来る人間はインパクトちょうど手前でこの現象が発生し、クラブの支配権を失い、ボールがあらぬ方向に飛んでいく事になるんです。

上から見た図はこんな感じです。ネットでのコメントを見ると強烈なフックがというものが散見されます。それはこのような理由だと思います。しっかりハンドファーストを保ちヘッドを支配下に置くことが出来ればG425MAXの恩恵を受けることが出来るのではないかと思います。

それならばG425MAXではなくて、G425LSTを使えよ!といことになるんですが、どう振っても真っ直ぐ飛ぶということは魅力ですので、GV425MAXでなんとかしたいという声は大きいと思います。

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G425MAXドライバー考察3(ちょっと道草)

G425SFTの話が出たのでついでに、少しだけ。G425SFTは巷では打てば自然にドローが出るという評価になっています.

これを鵜吞みにするのは少し危険で、打つと10ヤードくらいスライスする球筋であれあばそれはあっているかもしれません、これくらいのスライス幅の方はあまり悩みに思っていません。ボールのスライス回転で大きく飛距離を落としているわけではなく、ショットが安定しているのです。

ヘッドのターンする量が少なく、手元が先行する30ヤードくらいスライスボールが出る人は大きな悩みです。

そういう方がG425MAXでショットするとスライスの量が1/3~1/2となります。本当に不思議です。打ったご本人が「えっ。」という表情でドライバーのフェースにボールがスクエアに当たる感触を味わっています。

G410までの多くのSFTユーザーはもしかするとつかまりすぎになります。

そのうち振りなれてくると、ボールが左に飛び出し、センターに戻ってきます。

スライスの量がが1/3~1/2となった状態では、ボールの飛距離が10~20ヤード増えます。打ち込んでいくと左に飛び出しセンターに戻ってくるようになると30ヤード近く飛ぶようになります。球筋はドローではなくフェードです。

nFlightのデータのみしか確認していませんが、コースで見るとコントロールされたフェードボールに見えるはずです。

G425SFTにチェンジしたスライスヒッターは確実にゴルフが変わると思います。ともすると2番手短いクラブでグリーンを狙えるわけですから

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このような、ハードなスライスヒッターは店長に経験からスライスを軽減するSFTに加えてよりヘッドのターンを助けるような特徴を持つシャフトを選択して対応してきましたが、今回はヘッド性能が大きく前進しましたのでほとんどの場合「ALTA JCB SLATE」がベストフィットとなります。

 

G425MAXドライバー 考察2

「G425MAXドライバー 考察1」でG425ドライバーを手中に収めたことを記事にしました。どのようにして手中に収めたのかを書いていきますが、先ずはG425シリーズの重心位置とその役割について書いていきます。

一般的に重心深度があさいクラブは操作性がいいと言われますが、その理由はスイング中にクラブによって発生するフェースを動かそうとする力が弱く、スイングする側が、クラブを動かそうとすることに対して大きく影響を及ぼさないということになります。

スイングを上から見た簡単な図です。左のG425LSTはヘッド後方のウェイトの重量もがなく重心深度が浅くなっていますそのためフェース面と重心位置が近くクラブがリリースされデリバリーゾーンに入ってきたときに、ヘッドをターンさせようとするトルクは弱いものとなります。(遠心力によって重心位置が外に引っ張られる

一方、G425MAXは約28グラム(≒1oz:釣りをする人はオンスが分かりやすと思います。相当重いシンカーです。)、つまりはヘッド重量の14%の重量がヘッドの一番後方についているので必然的に重心深度が大きくなり、フェース面と重心位置は離れるのでヘッドをターンさせようとするトルクは大きくなります。

ヘッドでターンする力が大きいのであればG425SFTはもっと重いウェートをヘッドの一番後方につければいいじゃないかということになりますが、ヘッドをた―させる力は、ヘッドから発生する力だけではなく、スイングする人も発生させています。その場合シャフトの軸線からの距離が短いほどターンさせやすく、長いほどターンさせにくいものとなります。

G425SFTは

ウェイトの位置がネックに近づいた位置にあります。

多くのスライサーはスイングで発生させるターンする力が少なくヘッドターンが間に合わずフェースが開いた状態もしくはそれが原因でアウトサイドからのクラブ軌道になるのでスライスとなりますが、

上記のウェイト位置にすることで、重心位置はシャフトの軸線に近づき軸周りの慣性モーメントが少なくなり、ヘッドターンが容易になっています。

いろいろな方向の力が組み合わさって、ヘッド性能を引き出していくのですが、簡単に割り出せるものではありません。割り出せたとしても割り出した位置にその重量を配置できるか、配置したい分の重量を配置できるかがありますので、その開発さ想像を絶するものがあり、売り上げに対して多くの開発予算をかけるPINGで、製品のモデルチェンジの周期が1年半という比較的長い周期でもG410においてMAXを開発できないことからも想像できます。

その重心位置の設計の自由度を高めるために

ドラゴンフライテクノロジーによってクラウン部の重量を減らす努力をしています。G410とG425のクラウンを親指で押してその薄さを感じ取ってもらうことをしているんですが、G425ではかすかにたわむような感覚があります。このように単に設計だけで実現するのではなく、高度な設計に理念を実現するために製造技術を磨き上げるということは、ほぼすべての技術を社内で行っているPINGならではということに他ならないと思います。

ここで終わりますと慣性モーメントが大きいのにターンするのという異なるのですが、それは次回に。

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G425MAXドライバー 考察1

 

G425ドライバーMAXを手懐けることが出来なかった店長ですが、ようやく手懐けることに成功いたしました。

その前に何故G425MAXにこだわるのか?G425LSTでもいいじゃないの合っているんだからという部分はありますが、やはりブレないという部分は魅力です。

店長がLSTを使うときはクラブヘッドの性能で飛ばしてもらうことを意識します。方向性はボールを打つ本人がある程度受け持つ感覚です。低スピンなので少しスイングを抑えてもしっかり飛びます。

MAXは方向性をクラブに任せ、振ることに徹底する。ゴルフスイングは円運動ですので、速度が上がると安定しますので、ヘッドの挙動が望むものなら、毎回その恩恵にあずかり、同じようなボールを出すことができるからです。

今回のG425シリーズの特徴はヘッド最後方にこれまでより大きなウェイトがあり、ソール面が地面を向いたときに、そのウェイトの重要に引っ張られる(遠心力&重力)ため、フェースが上を向くように動くことだと考えます。

結局、どのシャフトぴったりあったのかというと、KUROKAGE XDです。

ネットの情報でも、シャフトの先端がしっかりしたものがいいというものがありますが、このヘッドで、ホールをしっかり叩こうとしたときは、スイングにヘッドがついてこない、もしくは、自分の意思に反してどこかにいってしまったりするので、クラブをコントロール出来ません。

大きくためを作らないタイプはヘッドが安定しているという評価のようです。

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G425とG410アイアンをちょっと打ってみました。

レッスンの合間にちょっとうち比べてみました。店長の7番アイアンのカラーコードはレッドにALTA JCB RED(S)とALTA JCB SLATE(S)を挿して打ってみました。最初に打ったG410(nFlight黄色線)はドローになることが分かったいますので想像通りの弾道です。Gアイアンは飛ぶのとボールを自然に捕まえてくれるので好きなアイアンです。右に出てちょっとつかまりすぎてピンの左が多い球筋ですが、

さてG425アイアンです。初速が違うのが数字を見なくても分かります。G410アイアンに比べてスピン量が減り、コントロールされたドローでピンにむかいます。

初速が上がったのは、22%薄くなったフェースの周辺部の効果だと思います。

球筋ですが動画での説明にありますが、重心位置をややヒールよりに設計されたことで、店長の場合、よりタメを作ることが可能になっているのでドロー回転が抑えられる結果となっています。ロングアイアンにGシリーズを使うと楽なことはわかっているのですが、どうしてもフィーリングが違いすぎて二つのスイングを用意しなければならなかったんです。G425アイアンは同じスイング感覚で行けるのかもしれません。また、最近ショートレングスのショートウッドを使っていますが、9番ウッドからBLUEPRINTの5番アイアンのつながりでやさしさのギャップが逆く大きくなりすぎて11番ウッドが欲しいくらいなんですが、これの5番アイアンを使って180を楽に狙ったほうがそれ以下のつながりがよくなるのかもかもしれません。G425アイアンは同じスイング感覚で行けるのかもしれません。本気でこのアイアンに合うシャフトを探したくなりました。

額賀プロが競技志向のゴルファーが使えると言っていましたが、まだ、店長も打ってはいませんが球筋を作れるかもしれません。G410アイアンのターゲット層よりも大きく上級者寄りに広がっている印象です。

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ショートウッド、ショートレングス

PINGプロのデーターからショートウッド、ショートレングスがどのような仕様で組み立てられているのか調査しました。

市販のスペックに比べて7Wでは、1インチ以上短くしています。9番は1.5インチ。

感じとしてはハイブリッドよりもちょっと長い、どちらかというとハイブリッドに近い長さということになります。

ライ角は7番57.5°、9番58°です。一方ハイブリッドは3番57.5、4番58°と実は同じなんです。

それはG425においては同じです。7番58.5°、9番59°です。一方ハイブリッドは3番58.5、4番59°と同じ角度で設定したあります。G425ではどちらもアップライトとなっていますが、使用している素材が反発する素材なので、そうなったのか?G425ではG410よりもつかまるポジションをターゲットにして開発したのかと想像しています。

ライ角に関しては、これくらいロフトが立ってくるとライ角の影響が少なくなるのでスリーブのポジションで微調整です。

ショートウッドでカバーするか?

それとも強弾道のハイブリッドで狙うか?

店長の場合は簡単にボールが浮くショートウッドを選択します。

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新旧比較

写真の撮り方にもよるのですが、構えたときに、引っかかりやすく見えるかそうじゃないかが、キーポイントになる場合があります。特にグリーンを狙うクラブに関しては、引っかかるイメージを嫌う人が多いと思います。

G425Hybrid#2

G410Hybrid#2

G425ハイブリッドとG410 ハイブリッドを上から撮影してみました!昨日、お客様が「さっそくコースで使ったんですが、トウヒットで完全にミスったショットがG410Hybridと違って真っ直ぐ飛んでいくんですよ。あれなら、練習の回数を少なくしてその分コースへ出ることが出来ます。」と報告してくださいました。

2番ですからやさしいハイブリッドと言えどもそんなにいやさしくなないので、グリーン周りまで引っかかることなしに飛んでいけばありがたい事です。PINGのクラブの寛容性の高さを証明していただく言葉でした。

G425Hybrid#3

G410Hybrid#3

店長はフェース面の向きを見るので、あまり大きな差がないように思いましたが写真にと手比べると少し見え方が違います。

G425Hybrid#4

G410Hybrid#4

実際にボールを打ってみて引っかかるような回転が生じなければOKです。

G425Hybrid#5

G410Hybrid#5

8月9日の「左からの解放!」で書いたように実際にハイブリッドでの左のミスは弾道が低くスピン量が少ないため、グリーンの左奥に行ってしまい。大きなトラブルにつながります。すんなりUP&DOWN(寄せワン)を決めることが出来れいいですが、芝が逆目とかライが悪いケースが多いのでうまくいかないし、たとえうまくいったとしても、集中しますので、その疲労が残ります。

G425Hybrid#6

G410Hybrid#6

G410Hybrid以前では6番はあまり注目されませんでしたが、G410Hybridでは注目されてように感じいますし、実際に販売本数が多くなっています。確かに多くの方が言うように左に行くイメージがあるとどうしても真っ直ぐなショットをしたいがためにフェースをコントロールします。そうすることで、左だけではなく右のミスも誘発しますので大きな問題です。

G425Hybrid#7

G425シリーズから#7が発売されました。ストロングロフト化している7番アイアンに代わるクラブですので、このクラブで左に大きく失敗することは許されないクラブです。

全体を見ると、G410Hybridに比べてG425Hybridのトップラインが真っ直ぐもしくはすっと逃げているように見えます。

フェース面から両シリーズを比較すると

G425Hybridのほうが、クラウン部の真ん中が盛り上がっています。単純に斜めに平面で切断すると上から見たら中央部がくぼんで見えるはずですが、G425Hybridのほうがそう見えませんので、G425Hybridようにバルジを新たに設計し計算してこの見え方となるようにしているようですね。

先に書いたお客様のミスショットが真っ直ぐ飛んだということもこれに由来しているのかもしれません。

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FUJIKURA SPEEDER EVO7

健忘録として書いておこうと思います。

G410シリーズの

PING以外のシャフトの装着は昨年のFUJIKURA SPEEDER EVO6シリーズが発売される前までは、ダントツで

TENSEI CK ORINGE PROが多かったんですが、渋野プロの効果もあって発売以降は他の追随を許さず、UJIKURA SPEEDER EVO6シリーズの独壇場となりました。

今年、発売されたのは

SPEEDER EVO7シリーズです。ひょんなことからSPEEDER EVO5をうち比べをすることになり、お客様に打ってもらいました。

7と5打った感じは同じ、傍で見ている私のイメージも同じ、同じように飛んでいるなと感じでいましたが、nFlightの全然飛距離が違う。

なぜかなと考えたときに

超高弾性炭素繊維平織シート「70tカーボンクロス」

■カーボンクロス(平織物)は、層間でのズレが極めて少なく、インパクト時のブレを抑え、距離・方向安定性が高める。

■超高弾性70tのクロスを使用することで、弾き感の向上と、打感の変化を生み出す。

マルチフーププライ積層設計

■AirSPDや、SPD TRでも使用されている、「マルチフーププライ積層」を採用。

■とくに潰れを抑制するフープ層を、シャフト内層と外層それぞれに積層する2枚構成とすることで、潰れと曲げの強度向上を達成しています。

■シャフトの変形を抑え、スイングの再現性を高める。

この2つの要素が大きいのではと思いました。

KUROKAGE XDでも書いておりますが、キーポイントは大型ヘッドの負けない先端剛性のようです。

それにしてもフジクラさん見事でございます。

当然これを採用しているFUJIKURA SPEEDER EVO6も同様と考えています。

と思っていたら、本日、三宅君がフィッティングに来ました。叩き系の三宅君はEVO6でした。

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カーステンだったら

現在のPINGの成功は、カーステンの理論・技術追求の路線から、技術が向上することによって、だんだん受け入れられるようになったものと、理論・技術がすごすぎてあっという間に定番となったものがあるとおもいます。

前者はパター以外のクラブ、売れ始めると、注目されそれが醜いアヒルの子と言われたが、

それが、技術をもって今や、ど真ん中に位置することになってなっているi210アイアン。

後者は、見た目は決して良くないが、その性能によって、あっという間に受け入れられたANSERがあります。

もちろんその背景にはライ角を基本理念に掲げてそれを推進してきたことが大きいと思っています。

Ping Color Chart ping color code chart bidproposalform com

PINGのヘッド(アイアン、パターなど)は、ヘッドを標準ライとなるように製作されます。この段階では誤差があるので、標準のブラックでも、ブラックとなるように調整します。他のカラーコードは他のカラーコードになるように調整します。

以前の表面仕上げはサンドブラストのものが多かったですが、最近のモデルではメッキ仕上げとなっています。メッキ仕上げの場合は大きく曲げるとストレスマークが出てしまうことがあります。

Sigma2アンサーのステルス仕上げ、アーナでは3度以上曲げた場合はこれまではストレスマークが出ることがあり、不良品ということでお客様からのクレームが多かったようです。

PING GOLF JAPANはこれに対応しました。どのような対応の仕方をしたかというと、ライ角の調整範囲を±4度から±2度に変更しました。これで、お客様からのクレームはなくなることでしょう!

USのWEBサイトは変更はありません。ライ角を大きく調整してストレスマークが出たとしても、工業製品としては目標とする機能を有するので、問題がないというのが、US PINGの考えなんでしょうか?パターをプレーするのに使う分には問題がありませんから。

日本のユーザーはゴルフクラブは手仕上げの部分が多いので、工芸品として感じている方も多いと感じます。傷=ストレスマークがつくと不良品と感じるんだと思います。傷だから不良品。だからクレームというロジックですね。ボールを希望したライ角で打つということに関しては正常な製品だが、不良品なんですね。

多くのクレームが集まり、そのことの対応が大変だったんでしょうね。上記のような対応をPING GOLF JAPANがとるのも理解できますが、アンサーステルスで3度以上調整をしなければならないユーザーの道は閉ざされました。

店長としては、念書をいただく方法でもいいから、調整範囲は残してほしかったデスネ。

カーステンだったらどう思うんでしょうか?これが過剰になってアイアンのライ角調整は±2度までということになるとすると、フィッティングのPINGという看板は下ろさないといけなくなりますね。

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重い話だったので、最後は成長著しい芽ちゃんのスイングをどうぞ!

 

G425MAXの分かってきたこと

今度のG425MAXは基本的にはつかまるんです。ときたまフェースがが開いてプッシュアウトします。

気になるウェイトの重量は

G425G410wt
左G425 右G410

外してみるとG425MAX 23グラム ,G410Plus 14グラムと大きく違います。

G400MAXのウェイトの重さはそれよりも少し軽い重量だったように思います。これまでの2倍という記事は見つけることが出来たんですが、具体的な数字はわかりませんでした。

G400MAXとG425MAXを上から撮影してみると

g400maxvsG425max
上:G400MAX、下:G425MAX

上から見ると後方にボディが伸びていることが分かります。

jyusinnkaku
G400MAX、G425MAX重心角

G425MAXの方が重心角が大きそうです。これはつかまる要素です。

ヘッドスペックは

に対してG425MAXはこうなります。

0.5度アップライトとなりっています。

G425MAXの試打レポートを読んでいると時折でるフック、つかまりすぎるという原因はおそらくこれです。ノーマルポジションではつかまりバイアスがかかっています。

あたりが悪くてもコースでは飛んでいるんですから、G425にG400MAXの安定性がちゃんと発揮されると、大変な武器になります。

そこでカチャ、カチャやってみました。

読者の皆様なら、一か月前に書いた「左からの解放」というジェーソンの記事の紹介記事を覚えていると思います。

そうです。フラットにすれは、左から解放される!

この表を参考に、フラットに変更です。

フラットスタンダードでは、「右の束縛」が待っていました。

ウェイトをドローポジションにすると、右から少し解放されました。

ランチアングルが少し欲しいのとあと少しつかまりを良くしたいので、フラットプラスに、ライ角もフラットスタンダードに比べて0.5度アップライトになるので一石二鳥です。

結果は右に出た球はドローになり、左に出た球はフェードになるという、店長の場合のG400MAX最高球筋が現れてきたではないですか!

スライドショーには JavaScript が必要です。

ウヤムヤだった、G425MAXですが、一気に輝き始めました。

G425SFTがつかまりサイドに大きくポジションチェンジした穴を埋めるように、G425MAXも少しつかまりサイドにポジションチェンジしているのではと感じた店長でございます。

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