吹き上がる弾道には「LS TEC」とは限らない!

ボールの吹き上がりを問題点としてフィティングを受けられる方は少なくありません。

この場合、フィッターは、スピンが少ないモデルを単に選択すればいいのかというと決してそうではありません。

具体的には、吹き上がりの原因が何に由来するのか見極めが必要になります。

ヘッドスピードを持っている方に関しては、単純思考では、例え、数発のビックボールが出たとしても、根本原因を解決していないので失敗となる確立が高いのです。

G400のヘッドタイプは3種類

  • 最も高いMOIと低重心で安定したとびを実現と謳う スタンダード
  • 抜群のつかまりで右へのミスを抑える SFTEC
  • 吹き上がりを抑えて低スピンと強弾道で飛ばす LS TEC

このコピーは確かにそうなんですが、これからお話しすることをでは疑問符がつくんです。(PINGのコピーに楯突くようなブログの件名後で注意されるかもしれません)

スピン量の大小は、インパクト時のリアルロフトとアタックアングル、ヘッドスピードで決まります。スピン量は

  • ヘッドスピードが高いとスピン量は増えます
  • アタックアングルが多いと増えます。
  • アタックアングルとリアルロフトの差が大きいほど増えます。

ということでヘッドスピードがある方は、ヘッドスピードが高いからロースピンモデルを選択するという思考に陥りがちです。

ヘッドスピードが高くてスピン量が多い方の中には、ヘッドのターンが少なく実質的にフェースが開いて入りスピン量が増えているという方が多くの確率で含まれます。

そういう方の特徴としては

  • ラウンドで気を抜くとチーピンがでる。
  • 大きく右に押し出してしまうことがある

ので、しっかりインタビューを聞きます。こういうお悩みを持っている方は非常に勉強されている方も多いというのが特徴でしょうか?

スイングのタイプがヘッドターンが少ないくフェースが開きロフトが多くなるためにスピン量が多いのではという可能性を確認する必要があるんです。(ボールの飛び方をみてもある程度は判断が可能です)

上は理想的なインパクトです。下はフェースが開きいているが、図のようにハンドダウンしてフェースの向きを実質的に修正して打っている。また、インパクトで左手首が折れ実質的にロフトを多くして打っています。

上はインパクトゾーンといえますが、下はボールと真っ直ぐとばすことができるゾーンが少なくソーンというよりポイントです。ですのでボールもばらつく可能性が高くなります。

という理由から「LS TEC」とは真反対である 「SF TEC」 もしくは「スタンダード」を試していただきます。

これに、はまったときには SF TECで強弾道を得ることができるんです。ヘッドがターンすることにより、リアルロフトが減ってスピンが減るんですね。

(「スピンが多いからスピンの少ないモデルですよ~。ほら凄く飛ぶボールが数発でました。」という事はあまり言いませんのでそこのところヨロシクお願いします。お客様に合わせろよというのは偏屈なので苦手です)

また、こういう方は以外とスピン量が多くなるから、走り系のシャフトを敬遠している人が多いです。走り系のシャフトは、開いたヘッドを閉じるように走ったり、スイングプレーンに沿うように走ったり、外に外に走ったりするものがあるので(フィッターはある程度の傾向を掴んでいますがスイングタイプによってシャフトの動きが違います)試してみるのもいいと思います。

11月3日にはベイウエストゴルフクラブさんでPINGのフィッティングスペシャリストさんをお招きして試打会を行います。是非体験してみてください。

 

ドライバー

最適なヘッドとシャフトを選択して理想弾道をゲットしてください!

 

 

G400 ドライバー 雑感

試打が始まって、約1ヶ月、WEB上でも反響が大きく、そのせいもあってか既に注文を頂いたとしても、発売日には間に合わない状態となっております。
見てきたわけではございませんが、PING社内においてはキャパをこえているのではないかと思っております。

キャッチフレーズどおり反発し、これまでのPINGのドライバーの特徴であった寛容性が損なわれていないのですから。

ネット上では純正シャフトで十分とかいうような流れとなっておりますが、今回のこのヘッド相当、癖がないというのが癖であるというのが現在のところの私の感じている部分であります。

しかも、
3つのタイプのヘッドはキャッチフレーズ通りの働きをします。

スタンダードは本当にヘッドの動きが安定していて、自然にリリースするタイプのスイングの方は右へそのまま飛んでいくことがあります。

SFテックは、フェースがかえってつかまるのではなく、同じように打っているが5ヤードから10ヤードつかまる。

LSテックはスピンがドンと減少します。

単純に吹き上がりが大きく、スピンを少なく方向性を得るために、SFテックに安定するシャフトの組み合わせを選択しようとするとうまくいきません。

事実、私がフィッティングした結果を見ると、G、G30に比べるとオプションシャフト率が高くなっています。性格がはっきりした3タイプのヘッドとロフトの組み合わせ、それを生かすシャフトの組み合わせがありますので、試打できるのであればしだした上で購入していただきたいと思います。

 

慣性モーメント

ヒールトウバランスにすることの利点は?

慣性モーメントが増え安定するのですが、慣性モーメントとは一体どういうものでしょう?

ある軸の周りに回転運動する物体が同じ回転運動を保ち続けようとする回転の慣性の大きさを表す量。 慣性モーメントが大きいほど,回転運動の変化を起こさせにくい。 回転軸に対する物体の質量分布によって決まる。

下の動画はUSGAの動画ですが

2分25秒からのドライバーでボールを打つ映像が有ります。この動画ではミスヒットして、クラブヘッドはインパクトの衝撃で大きく回転しています。

こちらは、トルクと慣性モーメント。2分10秒からMOZO選手のショット画面で見る限り僅か1cm満たないくらい芯を外したショットですが、クラブは大きく不安定な動きを示します。

このとき慣性モーメントの大きいクラブヘッドであれば、インパクトのミスヒットによるクラブの回転が抑えられ、フェースの向きのズレが少なく、ボールを前に飛ばそうとするエネルギーもロスが少なくなるのです。

PINGの創世記はヒール・トウ・バランスを進めて

慣性モーメントを大きくしていったんですね。

この後、どのようにPINGのクラブは進化していくのでしょうか?

更なる慣性モーメントを求めてに続きます

 

お知らせ

 

PINGの歴史はHEEL-TOE-WEIGHT-BLANCE

PINGは1-AでHEEL-TOE-WEIGHT-BLANCEを製品化した以降、ずっと、HEEL-TOE-WEIGHT-BLANCEとクラブの重心位置にこだわっています。

これは、1961年に発表した最初のアイアンPING69です。

このときから重量を周辺に配分したほうがやさしいクラブとなることがわかっていたんです。

 

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