SFTテクノロジーの力学的解釈

昨日の記事の解説となります。

●インパクト時のフェースターン特性

SFT(Straight Flight Technology)は、ヒール寄りに重心を配置することで慣性モーメントの中心軸をフェース回転方向に近づけています。
その結果、インパクト時にはヘッドが自然にターンしやすく、スライス回転を抑える効果を発揮します。

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真っ直ぐ飛ばしたいからMAX.スライスしたくないからSFT、左に行くからLSTでいいのか?

自身の球筋だけで判断して、クラブヘッドを選択してもいいのか?という問題は非常に微妙です。

例えば、「ボールが左に行く人(=引っかけ・左へのミスが出る人)」が PING SFT(Straight Flight Technology) を使うと真っ直ぐ飛ぶようになる――というのは一見「逆効果」に思えますが、実はクラブの構造とミスの原因の関係を理解しないと正しいフィッティングはできません。

PINGの「SFT(Straight Flight Technology)」は、

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シャフト長が重要な理由(後編)

肩のポジションから考える新しいパターフィッティング

■ 現状の問題点

一般的なパターフィッティングでは

  • シャフト長
  • ライ角
  • ロフト
  • ストロークタイプ

などの調整が行われますが、
**「そもそも構え(ポスチャー)が正しいか」**という根本が見落とされています。

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歴代のパッティング名手(肩の位置に注目してください)

🏆【歴代のパッティング名手】

■ ベン・クレンショー(Ben Crenshaw)

  • 「Gentle Ben」と呼ばれる繊細なタッチの持ち主。

  • クラシックなアーク型ストローク。

  • ブレード型パター(旧スコッティ・キャメロン / 以前は8802タイプ)を愛用。

  • グリーンの読みと距離感に優れ、2度のマスターズ優勝。


■ ブラッド・ファクソン(Brad Faxon)

  • PGAツアー史上最高のパッターの一人。

  • ストロークが非常に滑らかで、テンポが一定。

  • 「パッティングは感覚とリズムがすべて」という哲学で知られる。

  • データ上も長年ストローク・ゲイン・パッティング上位。


■ タイガー・ウッズ(Tiger Woods)

  • 精密なルーティンとメンタルの強さで勝負パットに圧倒的。

  • スコッティ・キャメロン Newport 2 GSS を長年愛用。

  • 10フィート以内のパット成功率がツアー平均を大きく上回る。

  • ストレート・バック・ストレート・スルー寄りの安定したストローク。


■ ジョーダン・スピース(Jordan Spieth)

  • ショートパットでボールを見ずに打つスタイルが話題。

  • フィーリング型で距離感が抜群。

  • 中距離の入射率が非常に高く、特にクラッチパットに強い。


■ ロレン・ロバーツ(Loren Roberts)

  • ニックネームは「Boss of the Moss(芝のボス)」。

  • 極端に柔らかいタッチで知られる。

  • シニアツアーでもパッティングスタッツ上位常連。

 

シャフト長が重要な理由(前編)

一般のゴルファーには全くと言っていいほど考慮されていない項目はパターのシャフト長です。

プロの実態を以下のブログにて暴露しております店長です。

パターはどんなモデルよりも最初にシャフトの長さです。

パターのシャフト長は命!(パターが真っ直ぐ引けません)

何故、シャフト長がプロそれぞれなのかを考察したいと思います。ショットのスイングのそうですが、土台=下半身の安定がパティング(ショット)の成功の可否を握るといっても過言ではありません。

特にパッティングでは、下半身のズレは支点のズレ、方向のズレに直結します。

タイガーウッズは入りだすと、すべてのパットが入ってしまうんではないかと思うほどのパッティングの名手です。全くと言っていいほど下半身は動きません。

何故、多くの一般ゴルファーの下半身がずれてしまうのかを考えてみましょう。

店長はパッティングやショット時の肩のポジションが大きく影響していると思っています。多くのプロがタイガーの肩のポジションをとっています。肩のポジションを9つに分けて、それがどのように下半身に影響するのかを紹介します。

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ブレたのが戻った?

ピンがブレたというキャッチフレーズでヒットしているG440シリーズですが、勝手にブレたのが戻ったと思っているのが

i240アイアンです。

少し、これについて深堀していきましょう。

寛容性クラブ vs 操作性クラブ 比較表

項目 寛容性重視クラブ 操作性重視クラブ
重心位置 深重心・低重心
(スイートエリアが広い)
浅重心・センター寄り
(打点操作しやすい)
ヘッド形状 大きめ・安心感のある形状 コンパクト・引き締まった形状
慣性モーメント(MOI) 高MOI → ブレにくい・直進性が高い 低MOI → フェースを返しやすく、球を操れる
弾道特性 高弾道・直進的 中弾道~低弾道・コントロール重視

となります。ナイスショット時にはどちらのクラブも変わりません。

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最近のPINGクラブに感じていること

最近発売されるPINGのクラブを試していて、強く感じていることがあります。
それは「クラブがとても振りやすくなっている」ということです。

G20、G25、G30、そして初代Gシリーズの頃までは、高慣性モーメントによる安定感は感じられるものの、どこか「ヘッドが自分のスイングに反応してくれない」ような印象がありました。

しかし、G410あたりからフィーリングが大きく変わりました。
スイングを邪魔せず、自然に反応してくれる感覚が出てきて、G430ではよりスムーズに。
そして現在のG440では、ヘッドがスイングと完全に調和しているような心地よさを感じます。

最初の頃は「高慣性モーメントだから振りづらいのか」と思っていましたが、
実際にはモデルを重ねるごとに慣性モーメントは上がっています。
それでも振りやすくなっているということは、“スイングしづらさ”の原因は別のところにあったのだと思います。

以前はTOUR173(175)など、しっかり目でハードな印象のシャフトが勝手にヘッドが動こうとするのを無理やり修正してくれている印象だったのが、
今は、すっかり、その気配がなくなり、現在はより自然な動きをしてくれる「TOUR 2.0」シリーズが採用されています。

実際、お客様の弾道に合わせてシャフトを変えると、
しっかりとその変化が弾道に現れます。
少し高めの弾道を抑えたい方には「TOUR 2.0 BLACK」。
逆にもう少し高さが欲しい方には「ALTA」シリーズ。
以前よりもヘッドとシャフトの特性が素直に伝わるクラブになっています。

以前は「PINGにはPINGのオリジナルシャフトが一番合う」と感じていましたが、
今は弾道をもう少しこうしたいという時に、カスタムシャフトでもしっかり違いが出せるようになっています。

PING契約プロの中でも、オリジナルシャフトを使う愛プロが有名でしたが、愛プロも24 ベンタス 5Rを使用しています。


そう考えると、私が感じているこの変化は、やはり間違いではないかなぁと思います。

 

 

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パターのシャフト長は命!(パターが真っ直ぐ引けません)

ショットがどれだけ良くても、最終的にパットが決まらないとスコアにはなりません。

真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つ事ができれば、パットが入る確率はグッと上がるんです。

多くの方から相談を受けますが、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つができない方が多いんです。そもそも、何故、上手くストロークができないのか?パターが真っ直ぐ引けませんという人はかなりいますし、真っ直ぐ引いているつもりの方でも失際にはアウトサイドインにストロークしている方が多いんです。

では何故そうなるのでしょうか?それは、ライ角が合っていないのではなく、ストロールタイプが違っているのでもなく、多くの場合が長さが合っていないのが原因です。

そんなことはない、お店に売っているパターは、ほぼ、全部が34インチじゃないですか?新品で打っているパターがほぼ34インチなので中古屋さんに行っても34インチがほとんどだからメーカーはちゃんと34インチが正しいと考えているだろう考えている方、この後必見です。

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飛び重心はこうして生まれた!

飛び重心の実現はどのようにし実現したのでしょうか?

いつものように勝手に推測します。

エネルギーが最大に伝わるラインはクラブの動く方向ではなく、クラブのフェース面に直角に引かれます。

ですので登場したのが、カーボンラップテクノロジーです。

重心ラインまで回り込んでカーボンが配置されます。

しかし、G430では、二本のバーで補強していますが、G440スッキリ無くなりました。これによって重心位置がさらに下がり、飛びに繋がったし、方向性がさらに上がりました。

二つを並べると、まだ戦闘力はあるとはいえ、ちょっとG430の方は間抜けな感じがして、託す事ができないように感じてしまいます。

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