SCOTTSDALE TEC のドット

緊急投稿です。

以前の担当の営業さんとSCOTTSDALE TECについて、かなりいいパターだよと言っていたら。

私はそれに加えて、BSさんの限定ボールを使ってますからと聞かされ、気を失いそうにになりました。ドットが2つあるのでどちらを見たらいいのか悩みますとも付け加えてくれました。

どうも、フェースぎりぎりのところにドットがあるのかわかっていないようでしたのでマーケさんの代わりに説明しておきました。

ちょうどSCOTRSDALE TECのドットの位置は円の接線の接点になります。この時、フェースが正しく目標に向いているとします。つまりドットはボールの中心を通り、目標に完全に向いています。そのドットに集中して、ストローク中ドットが構えた位置にあるとして、その点でインパクトすると、必ずストロークパスがインサイドアウトであろうと、アウトサイドインであろうと、また、フェースが開いて閉じたとしても、インパクトのフェースの向きは必ず目標にスクエアです。

中学校で、円の中心を O、円周上の接点を P、その点での接線を とすると、

OP⊥l

ですと習ったでしょ。つまり、

接点へ引いた半径は、その点の接線に必ず垂直になる

という性質があるんだからと説明しました。

ストロークがどうであれ、目標に向かって打ち出されるんだよ説明しました。

そうしたら、彼は、ボールのドットを見ええるか見えない位置して目標の反対側に合わせればいいんですねと。

おおそうきたか!

一理あるので、それに関しては否定しませんでした。

私も以前はそうだったんですが、パターの動きを目で追う癖のある人はそれを直して試してくださいね。

見えないものを見る 第3話 ロフトが増えると、なぜ直進性が上がるのか

第2話では、クラブのフェース向きだけを見るのではなく、球体であるボールのどこへ接触したのかを考えました。

ボールの重心を原点に置き、左右方向をx軸、上下方向をz軸として考えると、同じフェース開度であっても、ロフトによってコンタクトポイントの位置は変わります。

低ロフトのクラブでは、フェース向きの変化が、ボール重心から見た左右方向のズレとして大きく現れます。

一方、ボールウッドの実験の結果がそうであったように、ロフトが大きくなるほど、その左右方向のズレは小さくなります。

この関係を単純化した式で表すと、

となります。

  • (R):ボール半径
  • (L):ロフト
  • (F):フェース開度
  • (x):ボール重心から見た左右方向のコンタクト偏位

フェース開度 (F) が同じであっても、ロフト (L) が大きくなるほど、cos L は小さくなります。

したがって、ボール重心から見た左右方向のズレ (x) も小さくなります。

ここから、ロフトが大きいクラブほど、フェース向きの変化に対する左右方向の感度が下がる理由が見えてきます。

ロフトが増えると、フェースの向きが消えるわけではない

ここで誤解してはいけないのは、

ロフトが増えると、フェース向きの影響がなくなる

ということではありません。

フェースが右を向けば、右方向への影響は残ります。

左を向けば、左方向への影響も残ります。

ただし、その影響がボール重心から見た左右方向へ現れる割合が、小さくなるのです。

ロフトが大きくなると、フェースの向きによって生じる接触位置の変化は、左右方向だけではなく、上下方向にも分配されるようになります。

つまり、

ロフトが増えるほど、フェース向きの変化が左右方向へ集中しにくくなる

と考えられます。

これが、高ロフトのクラブほど直進性が高く見える一つの理由です。

ドライバーとウェッジでは、同じ2度でも意味が違う

たとえば、ドライバーとサンドウェッジのフェースが、それぞれ目標に対して2度右を向いていたとします。

クラブ側の測定値だけを見れば、どちらも同じ「2度オープン」です。

しかし、ボール側から見ると、同じ2度ではありません。

低ロフトのドライバーでは、フェース向きの変化がボール重心から見た左右方向の偏位として大きく現れます。

そのため、打ち出し方向も右へ変化しやすくなります。

一方、ロフトの大きいサンドウェッジでは、同じ2度のフェース開度でも、左右方向の偏位は小さくなります。

接触位置の変化は、左右よりも上下方向へ多く配分されます。

したがって、ドライバーとウェッジでは、

同じ2度のフェース開度でも、ボールにとっての意味は同じではない

ということになります。

測定器に表示される角度が同じでも、球体であるボールとの関係は変わるのです。

数字で比較してみる

フェースが5度開いていると仮定します。

ボール半径 (R) はすべて同じなので、左右方向の偏位を比較するためには、

の値を見れば十分です。

おおよその値は次のようになります。

ロフト 左右方向の偏位を示す係数
10度 0.0858
20度 0.0819
30度 0.0755
40度 0.0668
50度 0.0560
60度 0.0436

ロフト10度と60度を比べると、同じ5度のフェース開度でも、左右方向の偏位はほぼ半分になります。

フェースの開きが半分になったわけではありません。

クラブ側の角度は同じです。

しかし、ボール重心から見た左右方向への作用は、小さくなっています。

これが、ロフトによってフェース向きの影響率が変化する理由として考えられます。

高ロフトほど真っすぐ飛ぶ、という意味ではない

ただし、

ロフトが大きいクラブなら、必ず真っすぐ飛ぶ

という意味ではありません。

実際の弾道には、ほかにも多くの条件が関係します。

  • クラブパス
  • フェース上の打点
  • トウ・ヒール方向のズレ
  • ライ角
  • アタックアングル
  • ヘッド重心
  • ギア効果
  • 芝や水分の介在

これらが加われば、高ロフトのクラブでも左右へ飛び、曲がります。

ここでいう直進性とは、

同じフェース開閉量に対して、左右方向の出力変化が小さくなる

という意味です。

高ロフトになるほど、フェース向きに対する左右方向の感度が下がる。

その結果として、低ロフトのクラブよりも、左右方向への変化が小さく見えるのです。

なぜショートアイアンは方向が安定しやすいのか

一般に、ロングアイアンよりショートアイアンの方が、方向を合わせやすいと感じる人は多いでしょう。

これまでは、

  • シャフトが短いから
  • ヘッドスピードが遅いから
  • ロフトが大きいから
  • スイングが小さくなるから

と説明されてきました。

もちろん、それらも影響します。

しかし、ボール側から見ると、もう一つ理由があります。

ロフトが大きくなることで、同じフェース向きの誤差が、ボール重心から見た左右方向へ現れにくくなるからです。

つまり、ショートアイアンやウェッジは、単に扱いやすいのではなく、

球体であるボールに対して、左右方向の誤差が大きく伝わりにくい幾何学的な条件を持っている

と考えられます。

フェース向きは原因なのか、条件なのか

一般的な飛球理論では、ボールの打ち出し方向は、主にフェース向きによって決まると説明されます。

実用上、この説明は有効です。

しかし、今回のようにロフトによって影響率が変わることを考えると、フェース向きを単独の原因として扱うことには疑問が残ります。

もし、フェース向きそのものがボール方向を直接決めているなら、同じフェース角の変化は、ロフトが変わっても同じように作用するはずです。

しかし、実際にはそうなりません。

ロフトが変わることで、ボール球面上のコンタクトポイントが変わる。

ボール重心から見た左右方向の偏位が変わる。

その結果、ボールへ加わる力の方向と配分も変わる。

つまり、フェース向きは、

ボールの飛び方を単独で決める原因

というより、

ボール上の接触位置と力の方向を決める条件の一つ

と考えた方が、現象を説明しやすくなります。

直進性はクラブ側だけでは決まらない

クラブを正面から見れば、フェースが何度開いているかは測定できます。

しかし、ボール側から見れば重要なのは、

  • そのフェースがボールのどこへ接触したか
  • ボール重心からどの方向へずれていたか
  • どの方向へ力が加わったか

です。

低ロフトでは、フェース向きの変化が左右方向の偏位として大きく現れる。

高ロフトでは、その左右方向の偏位が小さくなり、上下方向への成分が大きくなる。

この構造を考えると、ロフトが増えるほど直進性が上がる理由は、

ロフトそのものがボールを真っすぐ飛ばすから

ではなく、

同じフェース向きの誤差が、ボール重心から見た左右方向へ伝わりにくくなるから

と説明できます。

見える角度と、見えない作用

弾道計測器には、フェース向きが2度開いていたと表示されます。

その数字は正しいのでしょう。

しかし、その2度がボールにどのように作用したかは、ロフトによって変わります。

見えているのは、クラブ側の2度です。

見えていないのは、その2度によって、

  • ボールのどこへ接触したのか
  • ボール重心からどれだけ左右へずれたのか
  • 力がどの方向へ配分されたのか

という、ボール側の変化です。

同じ数字でも、現象の意味は同じではありません。

知識というフィルターを通して見えない部分を考えると、表示された角度の向こう側にある構造が見えてきます。

次回は、アイアンの番手が変わると、ロフトだけでなく、アタックアングル、バンス、ボールの支持高さがどのように変化し、それによって打点がどう移動するのかを考えていきます。

見えないものを見る 第1話 コペルニクスは、なぜ中心を入れ替えたのか

コペルニクス的発想の転換とは、既存の理論に新しい説明を付け加えることではありません。

自分が立っている場所そのものを、別の位置から見直すことです。

かつて人類は、地球を中心に太陽や星が動いていると考えていました。

なぜ、人類は間違えたのでしょうか。

当時の人々の観察力が低かったからではありません。

地球が動いていることが、見えなかったからです。

地面に立っていても、地球が自転している感覚はありません。

一方、太陽は東から昇り、西へ沈んで見えます。

夜空の星も、時間とともに空を移動していきます。

見えているものだけを素直に受け取れば、空が動き、地球は止まっていると考える方が自然です。

しかし、コペルニクスは、見えている天体の動きに説明を付け足したのではありません。

地球を中心から外し、地球そのものが動いていると考えました。

現象を見る中心を入れ替えたのです。

人間は、網膜に映った画像を、そのまま脳内へ転写しているわけではありません。

目に入った情報を、知識や経験、身体感覚と組み合わせて、意味のある世界へ再構成しています。

その証拠に、現代人が夜空の星や太陽の動きを見ても、それをそのまま天体が地球の周囲を回っている証拠だとは考えません。

網膜に映る景色は、昔の人々とほとんど変わらないはずです。

変わったのは、画像を処理するための知識です。 “見えないものを見る 第1話 コペルニクスは、なぜ中心を入れ替えたのか” の続きを読む

G LEはどう変わったか? パター編

ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンに続いて、今回はパターです。

G LE 3からG LE 4への変化を見ると、パターはラインアップが4モデルから3モデルへ整理されました。

まず、新旧のラインアップを比較してみます。

ストロークタイプ G LE 3 G LE 4
セミアーク ANSER ANSER 2D
アーク LOUISE LOUISE
ストレート FETCH/KETSCH G OSLO

G LE 3では4モデルが用意されていましたが、G LE 4では、

ANSER 2D
LOUISE
OSLO

の3モデルになりました。

モデル数は減りましたが、

セミアーク
アーク
ストレート

という3種類のストロークタイプを、きちんとカバーしています。

つまり、単に選択肢を減らしたというより、役割の重複を整理し、それぞれのストロークタイプに合うモデルを分かりやすくしたと考える方がよいでしょう。

ANSERからANSER 2Dへ

G LE 3では、ブレード型のANSERが採用されていました。

G LE 4では、これがANSER 2Dに変わりました。

ANSER 2Dは、通常のANSERよりもヘッドの奥行きが大きい、ワイドブレード形状です。

ブレード型の操作性を残しながら、ヘッドの奥行きを大きくすることで、打点がズレた時のブレを抑えています。

G LE 3のANSERも、周辺重量配分によって操作性と寛容性を両立したモデルでした。

しかし、G LE 4ではANSER 2Dへ変更することで、構えた時の安心感とミスヒットへの強さを、さらに高めています。

見た目はブレード型。
しかし、性能はミッドマレットに近い。

これがANSER 2Dの特徴です。

パターでは、ブレード型を好むゴルファーが多くいます。

構えやすい。
フェースの向きを感じやすい。
距離感を出しやすい。
操作しやすい。

その一方で、一般的なブレード型は、大型マレットよりもミスヒットに弱いという問題があります。

ANSER 2Dは、その弱点を奥行きのあるヘッド形状で補っています。

G LE 3のANSERが「感性で打てるピン型」だったとすれば、G LE 4のANSER 2Dは、

ブレード型の感性を残しながら、さらに安心感を増したパター

です。

ヘッド重量も5g重くなりました。

これにより、ストローク中にヘッドの位置を感じやすくなり、小さなストロークでもテンポを安定させやすくなっています。

LOUISEは継続

LOUISEは、G LE 3からG LE 4へ継続された唯一のモデルです。

丸みを帯びたミッドマレット形状で、ショートスラントネックを採用しています。

ストロークタイプはアークです。

フェースを開閉しながらストロークするゴルファーに合わせやすいモデルです。

LOUISEが継続されたことからも、この形状が高く評価されていたことが分かります。

構えた時に大きすぎない。
ブレード型より安心感がある。
大型マレットほど動かしにくくない。
フェースの開閉も感じやすい。

この中間的な位置にあるのがLOUISEです。

G LE 4のLOUISEでは、軽量のアルミボディと高比重のステンレスプレートを組み合わせた複合素材構造が採用されています。

軽い素材と重い素材を組み合わせることで、重量をヘッドの低い位置や外周へ配分できます。

これにより、重心を低くしながら慣性モーメントを高めています。

見た目は操作しやすいミッドマレットですが、内部構造ではミスヒットへの強さも高められています。

ヘッド重量はこちらも5g重くなりました。

軽量クラブを使うゴルファーであっても、パターまで軽くしすぎると、ストローク中にヘッドの位置が分かりにくくなることがあります。

パターには、飛距離を出すための軽さは必要ありません。

むしろ、適度なヘッド重量によって、

ヘッドの位置が分かる。
ストロークのテンポが安定する。
小さな動きでもボールへ力を伝えられる。

ということが重要です。

G LE 4では、ドライバーやアイアンは軽く振りやすくしながら、パターには適度なヘッド重量を持たせています。

ここは、クラブごとの役割を考えた設計だと思います。

FETCHとKETSCH GをOSLOへ集約

G LE 4では、FETCHとKETSCH Gの2モデルがなくなり、ストレートタイプのモデルとしてOSLOが採用されました。

OSLOは、安心感のある大型マレットです。

フェースバランス設計で、フェースの開閉を抑えたストレートタイプのストロークに対応します。

ヘッド中央には太い白いアライメントラインが入り、目標に対してフェースを合わせやすくなっています。

G LE 4のOSLOは、

構えやすい。
目標へ合わせやすい。
ミスヒットに強い。
直進性が高い。

という、ストレートタイプに必要な性能へ集中したモデルだと考えられます。

ヘッド重量は360gです。

これはG LE 3のKETSCH Gと同じ重量です。

大型マレットとして十分な重量があり、ストローク中のヘッド挙動を安定させやすくなっています。

フェースインサートの変更

2層PEBAXから1層PEBAXへ

フェースインサートも変更されました。

G LE 3では、硬さの異なるPEBAXを組み合わせた2層構造のインサートが採用されていました。

G LE 4では、新しい1層構造のPEBAXインサートへ変更されています。

このインサートは、柔らかい打感を持ちながら、必要な反発性も確保しています。

G LE 3では、柔らかさと反発性を、硬さの異なる素材を組み合わせることで作り分けていました。

G LE 4では、1層の素材でその両方を成立させようとしています。

構造をシンプルにしながら、

柔らかく感じる。
しかし、ボールはしっかり転がる。
距離感がぼやけにくい。

という性能を狙っています。

パターは、打感が柔らかければよいとは限りません。

柔らかすぎると、インパクトの強さが手に伝わりにくくなり、距離感がぼやけることがあります。

反対に、硬すぎるとボールが弾き出される感覚が強くなり、短い距離でタッチを合わせにくくなることがあります。

G LE 4の1層PEBAXインサートは、柔らかさと転がりのバランスを狙った変更だと考えられます。

複合素材による低重心化

ANSER 2Dは、17-4ステンレススチールを主体としたヘッドです。

一方、LOUISEとOSLOは、軽量のアルミボディと高比重のステンレスプレートを組み合わせています。

軽い素材と重い素材を組み合わせることで、重量をヘッドの低い位置や外周へ配置できます。

その結果、

重心が低くなる。
慣性モーメントが高くなる。
打点がズレてもフェースがブレにくい。
ボールの打ち出しと転がりが安定する。

という効果が期待できます。

ドライバーやアイアンでは、低重心化によってボールを上げやすくしていました。

一方、パターで低重心化する目的は、ボールを高く上げることではありません。

インパクト時のヘッド挙動を安定させ、打ち出し方向と転がりをそろえることです。

G LE 4では、パターでも「ミスを減らし、結果をそろえる」という考え方が採用されています。

グリップの変更

G LE 4では、PP58 TOUR M LILACグリップが標準装着されています。

グリップに関しては、フルモデルチェンジです。

適度な太さを持つピストル型グリップで、レディスモデルに合わせて、よりソフトな素材が使われています。

グリップが細すぎると、手首や指先の動きが増えやすくなります。

反対に、太すぎると手の感覚が薄れ、フェースの向きを感じにくくなることがあります。

PP58 TOUR Mは、

余計な手首の動きを抑える。
フェースの向きは感じ取れる。
強く握りすぎにくい。

というバランスを狙ったグリップだと思います。

単なるカラー変更ではなく、手とパターをつなぐ重要な機能部品として見なければなりません。

まとめ

G LE 3からG LE 4へのパターの変化を整理すると、

ANSERから、より安心感のあるANSER 2Dへ。
LOUISEは、複合素材構造を採用して継続。
FETCHとKETSCH Gを、直進性の高いOSLOへ整理。
2層構造のPEBAXから、柔らかさと反発性を両立した1層PEBAXへ。
ANSER 2DとLOUISEは、ヘッド重量を5g増加。
グリップはPP59からPP58 TOUR Mへ変更。

という進化です。

モデル数を減らしながら、

操作性。
寛容性。
アライメント。
転がり。
ストロークタイプ。

この5つを、より分かりやすく整理したのがG LE 4パターです。

G LE 3は、4つのモデルから好みの形状を選ぶパターシリーズでした。

G LE 4は、3つのストロークタイプを基準に、自分に合う性能を選びやすくしたパターシリーズです。

G LE 4パターの進化は、モデルを増やすことではなく、必要な選択肢を整理し、それぞれの役割を明確にしたことにあると思います。

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G LEはどう変わったか? 第4話 アイアン編

ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドに続いて、今回はアイアンです。

G LE 3からG LE 4への変化を見ると、アイアンはフェアウェイウッドやハイブリッドほど、スペック表上の違いは大きくありません。

まず、新旧のロフトを比較してみます。

番手 G LE 3 G LE 4
6I 25° 25°
7I 29.5° 29.5°
8I 35° 35°
9I 41° 41°
PW 46° 46°
UW 52° 52°
SW 56° 56°

番手構成もロフトも、基本的にはG LE 3から変わっていません。

これは意外に感じるかもしれません。

G LE 4は、アイアン単体ではなく、ハイブリッドと組み合わせたコンボ・ソリューションとして設計されています。 “G LEはどう変わったか? 第4話 アイアン編” の続きを読む

中能登地区で試打会が行われます。

中能登地区の試打会は、当店が鳥屋ゴルフさんで、行ってきましたが、今回、それを引き継ぐ形でPINGのフィッターさんによる試打会が開催されます。

日時は6月21日 10:00~16:00 エビアンゴルフです。

サポートに店長が参ります。

よろしくお願いいたします。

 

G LEはどう変わったか? 第2話 フェアウェイウッド編

ドライバー編に続いて、今回はフェアウェイウッドです。

G LE 3からG LE 4への変化を見ると、フェアウェイウッドはドライバー以上に分かりやすく変わっています。

その理由は、単純に新しいテクノロジーが入っただけではなく、番手ごとのロフト構成そのものが大きく変わっているからです。 “G LEはどう変わったか? 第2話 フェアウェイウッド編” の続きを読む

まさか本人が忘れていた? シブコ、黄金パターの「ANSER」回帰で急浮上

シブコのファンならずとも、みんなが知っている黄金パターがSIGMA2 ANSER。まさか、本人が忘れているとは?

「渋野日向子「自分でも不思議な一日」 “勘違い”もパターチェンジで不安一掃」

GDOさん、渋野日向子「自分でも不思議な一日」 “勘違い”もパターチェンジで不安一掃より

“まさか本人が忘れていた? シブコ、黄金パターの「ANSER」回帰で急浮上” の続きを読む

GLEはどう変わったのか? 第1話 ドライバー

今春、GLE3に変わってGLE4が発表されました。今年の春はいろいろな記事が多くなってしまって、ようやくGLE4の記事を書くことが出来ました。

余りかのサイト:https://ping.com/en-us/golf-clubs/womens

日本のサイト:https://clubping.jp/product/product2026_gle4.html

そしてより詳しく知るために

を参考により詳しく掘り下げていこうと思います。

先ずはドライバーからです。

“GLEはどう変わったのか? 第1話 ドライバー” の続きを読む

パターはフェースを感じる道具である Episode 77: Putter Torque featuring Dr. Erik Henrikson 第8話

パター選びは、スコアメイクである

PING SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET は、日米で驚異的なパッティング成績を生んでいます。

その理由を読み解く鍵として、PINGのマーティ・ジャートソンが紹介しているのが、Episode 77: Putter Torque featuring Dr. Erik Henrikson です。

このシリーズでは、このエピソードをもとに、パターの重心、トルク、視覚、触覚、フェース向きの再現性を整理してきました。

第1話では、パターは「目」だけで打っているわけではない、という話をしました。

構えた瞬間は、視覚が大きな役割を果たします。
しかし、ストロークが始まったあとは、手の中の感覚が重要になります。

第2話では、パットのスタート方向は、ほぼフェースで決まる、という話をしました。

パッティングで本当に管理すべきなのは、ストロークの見た目ではなく、インパクト時のフェースの向きです。

第3話では、ゼロトルクだけが正解ではない、という話をしました。

トルクは、フェースを乱すだけのものではありません。
手の中にフェースの向きや重心の位置を知らせる、感覚のシグナルになることがあります。

第4話では、抵抗があるから、精密に動かせる、という話をしました。

軽すぎる道具、抵抗のなさすぎる道具は、かえって精密に扱いにくいことがあります。
適度な重さや抵抗があるから、ヘッドの位置やフェースの向きを感じられます。

第5話では、PINGパターの原点は、重心を引くことにあった、という話をしました。

Karsten Solheimは、重心を押すのではなく、重心を引くことで、パターを安定させ、プレーヤーにフェースの向きを感じさせようとしました。

第6話では、パター選びはストロークタイプだけでなく、ミスの方向から考える必要がある、という話をしました。

右へ押し出すのか。
左へ引っかけるのか。
インパクトでフェースが開いているのか。
閉じすぎているのか。

ボールがどこへ出るかを見れば、フェース向きの傾向が見えてきます。

第7話では、SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSETは、マレットのやさしさとブレードの感覚をつなぐパターである、という話をしました。

大型マレットの安心感。
オンセットによる見やすさ。
フェースを感じるための情報。
そして、ミスの方向に対する新しいフィッティングの選択肢。

ここまで見てくると、ひとつの結論にたどり着きます。

パター選びは、好みの問題ではありません。

もちろん、好みは大切です。
構えたときの顔が好きかどうか。
ヘッド形状に安心感があるかどうか。
打感が合うかどうか。
音が気持ちよいかどうか。

これらは、パター選びにおいて非常に大切です。

しかし、それだけでは足りません。

パター選びは、スコアメイクです。 “パターはフェースを感じる道具である Episode 77: Putter Torque featuring Dr. Erik Henrikson 第8話” の続きを読む