プロの中でもバックスイングをしていると感じている選手は何といっても
異様にバックスイングの開始のスピードが速いと思いませんか？
決して遅くはないんですが、シャウフェレのバックスイングはホーガンに比べてゆっくりです。
スイングの成立ち５
何故、こんなに評価がプロと違うのか？
#G430 LST TPC サウスウィンドからイースト レイクまで最も多く使用されているドライバー モデル。 PGAプレイオフシリーズで、最も使用率が高いドライバーがG430 LST ドライバーです。
しかし、一般的にはG430LSTではなく、G430MAX 10Kドライバーの評価が圧倒的に高いんです。LSTドライバーが1に対してMAX 10Kドライバーが10の割合くらいに感じます。
なぜ、こんなに評価が違うんでしょうか？
G430MAX 10Kを使用しているスチュアート・シンクのショットとG430LSTを使用しているコーリー・コナーズのスイングを比べてみましょう。
どちらも素晴らしいスイングです。プレーヤーによって、スイング要素は変わるわけで、そちらが素晴らしいと言っているわけではありません。実績でいえばシンクの方が凄いんです。
この本に書いてあるように、シンクのスイングはダウンスイングの初期において、レバーが使用されています。そのレバーによって引き起こされたクラブの動きをインパクトまで、その要素を壊さずに持って行っているのがシンクのスイングです。多くのゴルファーの上級者がこのようなスイングをしています。
一方、コナーズのスイングは、ダウンスイング初期のレバーの動きがほぼ見えません。（もしかしたらウイリアムズ博士がこのスイングを見ていたら少しこの本の書き方が変わったのかもしれませんが、歴史においては、シンクのスイングタイプの方が今のところ実績を上げています。）
この動きがどのようにクラブ選びに影響するかというと、レバーの動きがあるということは、スイングプレーンから外れる動きが、少なからず発生するということなんです。レバーの動きがあるスイングはダウンスイングで両肩から先の形状が変化しながら来るので、その動きをとどめようとする高慣性モーメントのクラブのほうがマッチすることが多くなります。
それに比べて、レバーの動きがないということは、ダウンスイングからインパクト直前まで、その動きがなく、インパクト直前でクラブが解放された後フェース面が目標に対してスクエアに方向を変えます。それは、自らレーバーを動作させるのでなく、その他の要素がそれを行います。ある程度の慣性モーメントは必要ですが、インパクト直前に自然に発生する両肩から先の形状変化の邪魔になるほどの高慣性モーメントは必要がないということになります。
ツアープロに人気のG430 LSTは自然にフェースが返り、しかも安定したコントロール性能を発揮するドライバーと言えるんです。G430 LSTが合うプレーヤーがG430MAX 10Kドライバーを使うとどうなるかと言うと。多くは右にボールが右に真っ直ぐ飛ぶことになるでしょう。
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この本はスインガーがどのようにクラブに力を与えればいいのかが書いてありますよ。スインガー向けの THE SCIENSE OF THE GOLF 日本語版はそのヒントになると思います。
では、ウィリアムズ博士が、レバーの動きを入れることを推奨しているのかというと、そうではなく、ボビー・ジョーンズのスイングの動きにダウンスイングの初期でその動きがみられるという、研究結果を述べているのであって、ゴルフスイングにおいて、レバーの動きはないという立場に立っているんです。
ジュニアの梶原君、夏の前半は悔しい思いをしましたが、それによってようやく本気になったというか、自分がやりたいことが分かったというか、
結果が出ました、おめでとう！本選は、もっと厳しいからね。
ちなみにスイングのタイプはシンク派で、使用ドライバーはG430 MAX 10Kとなります。
PINGNのアイアンカバーは２タイプ
PING アイアンカバーのご紹介
現在のPINGアイアンカバーのラインナップは輸送時のアイアンヘッドを守るアイアンセットを守るタイプ
と、クラブごとに常時アイアンヘッドを保護する
の２タイプがあります。
巾着タイプは、輸送時にクラブ同士がぶつかりことを防ぐと同時に、全体をカバーします。ラウンド中や先週中は取り外して使用します。
個別のタイプはウッドやハイブリッドのようにラウンド中も装着し、クラブを使用する時のみ外して、ほぼ、常時、クラブヘッドをカバーします。
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スチュアート・シンクが4打差の大差で優勝！
米チャンピオンズツアー、The Ally ChallengeでPING PRO スチュアート・シンクが優勝しました。
使用クラブは
- G430 MAX 10K Driver 10.5˚ @10˚, small -, 45.25″, Graphite Design XC 6-X, tipped 1″, D6, 28g CG shifter in neutral
- G430 MAX Fairway 3W 15°, 43″, PJX Hzrdus Smoke Green 70g 6.5, tipped 1″, D5+, GP TV 58R
- G430 Hybrid 4H 22°@20.5°, small -, 39 7/8″, PJX Hzrdus RDX Black HY 90g 6.5, D3, GP TV 58R
- i210 Irons 4, 5, 6 DG Tour Issue X100
- Blueprint T Irons 7-PW True Temper Dynamic Gold Tour Issue X100, GP TV 58R
- i210 Iron UW 50.5, True Temper Dynamic Gold Tour Issue X100
- Glide Forged Wedge 56°S DG Tour Issue S400
- PING Vault 2.0 Putter Ketsch Stealth finish, chrome shaft, 35.75″, 20˚ lie, 2˚ loft
となっていますが、面白いのは50度を、i210に戻しているところ、プロには珍しく最大ロフトのウェッジが56度という2点。UWは結果が良かったからだと思いますし、昔は56度が一番ロフトのあるウェッジだったので、セッティングはずっと変わっていないのだと思います。
この大会、5位にデュバルが入っています。いや～懐かしい。木場本先生からジョージアテックの黄金時代を効かされておりますので、デュバルとシンクが優勝争いをすることを期待します。
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2024年 メジャーが終わりました。
今年は、ネリー・コルダの圧倒的な強さから始まり、このまま、ネリーの時代が続くのかと思いましたが、オリンピック、全英女子オープンをリディア・コが安定的な強さを見せ締めくくりました。
ネリーは体格を生かしたスイングですが、リディアは見た目、どこにそんな力を秘めているのかというくらいスリムな体でボールを飛ばします。店長的には女子ナンバー１のスイングではないかと思っています。
この本の中から、出てきたようなスイングです。
今日は、スイングの話は横に置いておいて（いつか解説はしますよ）クラブの話です。
使用クラブは
このように
- G430LST DR （オリンピックはG430MAX K DR）
- G430MAXFW
- G430HB
- BLUEPRINT S、i230
というように、契約プロではないのにPINGのクラブを使用する
まさに「PINGな人」です。
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ウェッジの距離感が合わないんです。
アイアンの番手間の距離差（ギャップ）をなるべく均一にするということは、いうまでもありません。しかし、それをウェッジまで待ちこむのは正しいのでしょうか？
ギャップを統一することは、おおよそ、ロフト差を均一にすることで実現できますが、それがウェッジに求められる機能なのでしょうか？
先日、お客様からもご相談を受けたんですが、ショートレンジのウェッジショットの距離感が合わないとのこと、距離を打ち分けているが、出玉が強く、どうしても上についてしまうとここと。その分、手間にターゲットを取っても、より出玉が低くなり、ランが多くなります。店長もそうなんですが、距離を抑えようとすると、ボールスピードは落ちるが、打出し角も抑えていまいます。
店長も以前はハードヒットするタイプでしたので、その傾向がありました。
その時のロフトは
- ４５
- ５０
- ５５
- ５９
フルショットを基準としたギャッピングを採用していました。59度ではミスが大きくなるので、55度のウェッジを使っていましたが、出玉が強く、奥に着けることがかなりありましたが、ギャッピングを無視して55に変えて56度をバックに入れることで、改善したので、紹介しました。
わずかに1度なんですが、出玉が穏やかになり、スピン量が増え、距離感が改善します。
これって、店長だけの特殊は方法なんだろうなと思っていたんですが、プロのセッティングを見てみると、56度、60度の組みあわせが多くてびっくりしています。
昨年のPGA年間チャンピオンのホブランドも
コナーズも
です。考え方としても、最大ロフトのウェッジからその上の番手のウェッジは４度差、がセオリーのようです。
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単にコンボすればいいのではないということ
前々回の、みんなのゴルフダイジェストさんの記事の中で、blueprintとi230のコンボの記事で松尾さんが締めた部分は大事なところです。
それは、「『i230』のほうが微妙にフェースが長く、ソール幅も少し広い、そしてヘッドの慣性モーメントが大きいので、ロングアイアンを『i230』にするのもいいのではないでしょうか。しかしひとつ注意してほしいのは『i230』のほうがストレートネックで、ネック軸回りの慣性モーメントが大きいことから、やや球をつかまえにくく感じる方もいると思うので試打をしてから決めてほしいですね。」の一言です
確かに、i230の方が慣性モーメントが大きく、寛容性に優れて、一般的に優しいのですが、慣性モーメントの大きさは振りにくさ、つながることがあるので、長いクラブは振りにくく感じる人は、オーダー時にスイングウエイトを軽くするようにしてくだい。
ただ、そのあたりのことは今モデル（BLUEPRINT S）はよく考えられていて3番4番5番は
キャビティにポケットを鍛造することで、重量を10g削減し、MOIを増やすために再割り当てすることで寛容性を高めています。
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PING NEWS から、アイアンセッティングを考える
今週は松山選手の優勝に沸きました。松山選手おめでとうございます。オリンピックといい今回といい、終盤の粘りがすごいといいますか、あきらめないと姿勢が最後に運を引き込む強さがあります。年間チャンピオンはプレイオフシリーズの強さが必要ですので、日本人、初のチャンピオンが大いに期待できます。
さて、それに隠れてといいますが、USLPGAツアーでは、ローレン・コフリン選手が2勝目！を飾っています。PING NEWSはピンプロの優勝報告ですが、PINGらしいのはクラブセッティングのHINTが散りばめられていることです。
BluePrint Sとi230の比較記事がみんなのゴルフ代ジャストで
みんなのゴルフ代ジャストで気になる記事が出ていましたので紹介したいと思います。この記事はクラブ設計家の松尾好員氏とゴルフ代ジャストの対談という形です。記事のリンクBluePrint Sは下となります。
記事はBluePrint Sとi230を比較するという形で進んでいますので、参考にしてください。
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