US OPENを圧倒的に制したデシャンボーの飛距離の秘密を書いておきましょう。
エネルギー保存の法則を最大限に利用したということです。コロナ過でツアーが休止となっているときに筋力アップしたと説明しているコンテンツが多いのですが、完全に間違いではありませんが、100点満点には遠い答えです。
デシャンボーがなぜ筋力アップしたか?以前の記事にも紹介しましたがライターの小関氏がGOLF.COMの記事を紹介した時の文章の中の体重増加です。
ツアー中断中の筋トレで体重を20ポンド(約9Kg)も増やしたブライソン・デシャンボー。ドライビングの初日の平均飛距離は345.4ヤードでトップ。最長飛距離は354ヤードとパワーアップ。https://t.co/Kr6hWDoHLb
— yoichi koseki (@YoichiKoseki) June 11, 2020
ニュートン運動の第2法則は、ma = F で示されるものですがこのときの m が質量で慣性の大きさです。つまり、重いと加速が鈍く、軽いと加速しやすいということです。
よくゴルフスイングの原理に例えられる「BULL WHIP」最初に与えた鞭の手元の運動量が先に伝わるにしたがって、運動する部分の質量が減少するために
とてつもないスピードを生み出します。手元の太さと先の太さの違いが大きいほど質量差が大きくなり、それに伴って生み出される先のスピードが上がるということです。
デシャンボーの場合は、その手元の重量を上げ、以前に比べてスピードを上げることに成功したということなんです。
Bryson Dechambeau looks like one of those Pokemon after they've evolved pic.twitter.com/D3YTGQv7lP
— LKD (@LukeKerrDineen) June 11, 2020
左はNCAAのトロフィーを持っていますから大学時代です。もうそのころとは顔つきも変わり共通点はハンチング帽くらいです。体つきはお相撲さんみたいです。
LBが作成した動画ですが、以前のデシャンボーはTGMの幾何学的要素が強いスイングでしたが、動的な視点を取り入れているスイングに代わってきています。
New スイングでは腰(ヒップ)の回転が凄いです。方向性についても、同じように回転すれば、同じようにクラブが動くので、以前のように幾何学的な解ではなくなっています。
同じTGMでスイングを作った素晴らしいスイングの
スティーブ・エルキントンが今と昔のPGAツアーの攻略方法の違いをつぶやいています。
In-depth Historical PGATOUR shot chart… pic.twitter.com/VvpvAJdUvu
— Steve Elkington (@elkpga) September 21, 2020
We looked at Sunday’s round and found three distinct examples where DeChambeau’s length off the tee provided a significant advantage over other players.https://t.co/FeluJwImpj
— Golf Digest (@GolfDigest) September 21, 2020
昨日フィッティングで以前のクラブと比べて30ヤード近く伸びた方がいらっしゃいましたが。60ヤード以上飛距離を伸ばすにはクラブではなくて、肉体改造です。おそらく、手持ちの洋服をすべて変えなければならないなるのでクラブを変えるより費用が掛かることは間違いないと思います。
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