PING G410ドライバーの重心距離

PCMというクラフトマン向けの雑誌に、G410ドライバーのスペックがのっていました。

PINGが発表した数字ではありません。PCMが計測した数字です。

大雑把に書きましたが、それぞれの重心位置は大体こんな感じです。

緑がLST、赤がPLUS、紫がSFTです。

SSの高さが一番低いのがLSTで重心位置がフェースに近いので、縦のギア効果が大きく縦のスピン量は一番小さくなります。重心深度が浅くでミスヒット時にヘッドを回転させようとするトルクは一番大きく、左右の寛容性は小さいと言えます。

逆にSSの高さが一番高いのがPLUSで建てのギア効果は少なく縦のスピン量は多く、重心深度が深いのミスヒット時に発生するトルクは小さく、横スピンの発生は小さく、SSが高いの縦のスピン量多さとの相乗効果で曲がりが少ないヘッドとなっています。

重心角はほぼ33度とダウンスイング時には3タイプのヘッドが同じように感じられるんですね。

SFTは重心深度が短くミスヒットの特性はLSTに近いのですが、このヘッドのターゲットはヘッドが開いてはいるタイプです。重心距離が短いことで、ターンが容易におこなるようになっているようです。

また、重心角はすべてがほぼ同じ、ダウンスイングにおいては3モデルとも同じフィーリングとなるはずで、店長の場合、LSTでもPLUSでも同じです。SFTはあまりコースで使わないので印象が少ないです。

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G410 SFTドライバーのすすめ

G410 SFT ドライバーとG410ドライバーの住み分けは

このように定義されています。

こうかくと、スライサー向けと思われます。これだけで考えてしまうとちょっと選択範囲が狭くなってしまうような気がしています。

G400 SFTに比べてG410SFTは大きな進化をしていると感じるのは初速が早くなっていること、フェースのコントロールがしやすくなっていることがあると思います。

G400 SFTはヘッドのターンを多くしてくれるといったかんじですが、G410SFTは勿論それもあるんですが、アイアンと同じように打ってもヘッドのターンが遅れることなくボールが真っ直ぐに打ち出され、しかもヘッドがボールを押してくれるので初速が落ちない感じですね。

ドライバーもアイアンと同じようにスイングしたい人は、多くの場合、バックスピン量が多くなり例え真っ直ぐ飛んだとしても、飛距離をロスしますが、このヘッドはバックスピンを抑えてくれる効果があるようで、このような傾向のハードヒッターはTOUR173、TENSEIをお試しください。

ボールが高くなるのでフェースを立てて使用してみたがつかまわらなくなったという人は、低く打ち出されるシャフトを探してみてくださいね。

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