スイング中のクラブのバランス

よくスイングウェイトを統一にするとか、フローにするとかといいます。スイングウェイとはグリップエンドから重心位置までの長さを記号化したものです。

同じようにスイングできるように、統一するというように言われ、有効な指標として浸透しています。ヘッドの重量が多くなるほど重いバランスとなり振りにくくなります。

スイング中、クラブの先端方向に遠心力が働き、バランスを取ります。ヘッドの重量が重いほど安定しますが、重すぎるとゴルファーがバランスをとることができなくなり、スイング軸がぶれてしまいますので、それそれが制御できる範囲のスイングウェイトにすることが肝要です。

スイング中は、遠心力によるバランスと、もう一つの静的な要因のバランスがクラブの動きに影響をあたえます。

上の図はダウンスイング中のライ角に変化による重心の位置をしましたものですが、黒に比べて青は重心位置が高くヘッドターンが容易です。一方、赤は黒に比べて重心位置が低くヘッドターンには大きい力を要します。

フルショットではヘッドスピードが速いので、遠心力によるバランスが優位となりますが、グリーン周りのアプローチでは遠心力が少なくなり、ライ角によるバランスが優位となります。

ですので、コントロールショットが多くなくショートアイアンやウェッジのスイングウェイトが大きくなるスイングウェイトのフローバランスが提唱されています。

と同時にライ角をアイアンよりフラットにしてヘッドのターンを抑える方法もあることが分かると思います。

店長は機械工学科ですのでキャブレターのセッティングでメインジェットとスロージェットのニードルを調整するのに似ているなんて思います。(最近はコンピュータですよって言わないで)

この二つの調整ができる工場出荷時にできるウェッジが

GLIDE 3.0なんです。

バックフェースのCTPの重量を変えることによって希望のスイングウェイトを設定することができるんです。

店長はライ角とスイングウェイトの両方カスタムオーダーできるウェッジってすごいと思うんですがどうですか?

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大から小、アウトサイトtoインサイド、ためてそのまま

リー・トレビノのショートゲームを話題に取り上げたついでに、もう少し書いておくことにします。外出自粛や在宅勤務を多くの人が行っているので、お付き合いくださいね。

多くの人は一体感を持ってバックスイング

 

ダウンスイングはその反対

というようにイメージしていると思います。

ハットさんもトレビノと基本的には同じです。先に示したようなイメージはありません。

大きくアウトサイドにクラブヘッドを上げて、トップでクラブのラグを作りそのままインサイドから小さい円でインパクトまでクラブヘッドのラグをキープしてインパクトを迎えるんです。

ヘッドをアウトサイドに上げるます。(この時腕をアウトサイドに上げるというより、コックによってクラブヘッドだけをアウトサイドに上げます。)

トップでは、間を作りクラブが赤の位置まで動くのをまって

インサイド(赤のクラブヘッドの位置から)からクラブヘッドが遅れたまインパクトまで、等速で体の回転を使って、振るだけです。

要はバックスイングで蓄積したエネルギーをインパクトの直前で開放し、クラブヘッドを走らせるんです。

ここからが本番ですが、なぜ、ショートゲームにこだわるのかというと、このようにショートゲームをすると、ソールの機能を生かすことができるんです。

で、出番はこのウェッジ

となるんですね。(笑)

外出自粛なら室内用ボールを使ってショートゲームの練習をしよう!

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NumBerWeb「 賞金女王・鈴木愛の“職人的クラブ”。 「新しくて飛ぶ」より重視するもの。」より

NumBerWeb「 賞金女王・鈴木愛の“職人的クラブ”。 「新しくて飛ぶ」より重視するもの。」から愛プロのクラブセッティングを記事にしています。その中に「頑なに旧2.0シリーズを手放さない。」という項目があり、理由は、最新の3.0シリーズは「スピンがかかり過ぎる」という理由を挙げています。

実は店長もそういうことを思っていました。「GLIDE FORGED ちょっと、ごめんなさい。」で「スピンがかかりすぎるので、アプローチの組み立てをやり直す必要があり、練習に没頭する時間がないので諦めたという事は内緒にしておいてください。」とGLIDE FORGED WEDGEの投入を見送りました。(使用していたEYE2が発売されないと思って、仕方なくGLIDE FORGEDを買い、現在は使用しています)

愛プロはたくさん練習してスイングを作り上げているので、プレーのフィーリングを変えるのが嫌なんだと思います。特にアプローチは生命線ですので。

参考にならないかもしれませんが、店長の場合、どう克服したかというと、これまでより立った番手を使い少し開いてアプローチするようにしました。そうすることで同じような出玉を確保しました。

逆にこれまでと同じような打ち方ではスピンがかかりますので、適応範囲が広がっています。

最近はGILDE3.0の打ち方が分かってきておりまして、GLIDE FORGEDよりもスピンが多い気がしています。

ちょうど店長のGLIDE FORGRDを貸し出していますので、3.0を芝の上でテストしてこようかなと思っています。今は芝が薄いのでちょっと自信がありませんがやってみます。

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